尚立寺

　五月晴れと謂はれ、さわやか感のある季節を迎えました、　　　　　　　　　

今月十五日（日）は、門祖日隆聖人の御開山会式を奉修させて頂きます。

奉修御導師は、横浜・照隆寺御高職、前島日力化主にお勤め頂きます。また

田端・佛立寺浜野誠寛講師、鎌ヶ谷・長福寺石原亮淳講師のご出座とご信者が

お参詣くださいます。

　そして五月は大本寺乗泉寺、八世日歓上人・十五世日晨上人の時代から、五月
はお教化の月と言われて、乗泉寺系門末各寺院は伝統的に挙げて教化運動に励で

ご信者もその気になって懸命にお教化成就を目指して励んでおられます。

　私たち尚立寺教講も、開花運動お教化誓願が満開になるように信心改良して

それぞれ自分の誓願そして尚立寺全体の開花誓願達成に目の色を変えて頑張って

ご奉公させていただかなくてはなりません。

　五月あちらこちらで鯉の吹き流しが目に入り一層と爽やか感が増します。

　開導聖人は御指南に

「鯉は龍門の瀧ノボレはば龍となる。凡夫なれ共信心堅ければ佛となる。」と

お示しです。

　罪障の深い私たちですが、お教化折伏の菩薩行に常精進させていただけば必ず

現当二世のお計らいを蒙り成仏の果報を感得させて頂けます。頑張りましょう。