事行山録 10月号 台風遠慮なしにやってくる

 今年は台風がにぎにぎしく、何度も訪ねてきました。ひどいのは伊勢湾台風越えの二十四号でしたが、報道機関が「伊勢湾台風並み」だと報じていたので住職は対応策に大騒ぎでした。
 伊勢湾台風時分は建国寺にいて、ご奉公をしていました。思い出しますと、台風の前日はまだ静かな状況で、あんなに大きな台風が来て、大災害が起こる等とは思いも致しませんでした。当時青年会員は長く計画を立てで楽しみにしていた「高祖の遺跡を比叡山に行って見学する」の企画は、是非とも実施したい意見が強くありました。台風襲来の前日に青年会御講を実施していました。しかし私は「二十人以上の会員を引率する立場から中止を主張」しました。結局中止と言う事になり青年会員達は落胆していましたが、中止をしてよかったと思っています。比叡山の山中であの台風に遭っていたら大変な事でした。
 大きな台風が来るといつもあの日の事を思い出しますが、ちなみに御講の御席は富岡君宅でした。会員の落胆は大きなものでしたでしょうが、決断に従ってくれた会員の信心に感謝をしています。
 今回の台風が、あの伊勢湾台風と同じ様な大きさ強さの台風が来ても、昔の様な犠牲者を出さなかった事は、勉強の御陰でしょう。多くの方の命をかけて残してくれた知恵があって、安全が守れてよかったと思っています。
 ところで遠い昔の話ですが、日本は己の力を誤信して、アメリカに戦争をしかけたのが「太平洋戦争」でした。不意打ちを下したと評判が悪い戦争入りでした、要するにハワイのアメリカ軍を不意打ちにしたのです。日本はそうではないと言う意見も多くありましたが、多くは『不意打ち』の意見が多かったように思います。アメリカは今でも一皮むけば、遺恨を捨ててはいないのではないかと思うのです。こんな作戦は長続きするはずはなかったのですが、伝えられる所によると、どこかの国に戦果の上がっているうちの仲裁に入ってもらう算段をしていたとの話もありますが、愚かな夢でした。アメリカは今でも、屈辱をおなかの中に入れていると言われていますから「後悔先にたたず」と言う事でしょう。
将来を判ずる御経力
 多くの組織の上に立つ役員や先導者は「将来に『見返って』と言う尺度から判断される」と言う事を知らなければならないと思います。特に「お折伏のご奉公をされる役中さん」は、深く考えて頂きたいと思います。いずれにしても「一寸先は闇の世の中」です。色々な迷いを起こした時には「御法様に御聞きしよう」の信者らしい判断基準を持つ事は大切です。その落ち着きを頂くのは、御看経であると知って下さい。ご利益は後からわかるという先輩の「口伝」もある事です。「意叶わぬ事」が出てきても、後から「叶わぬ事がご利益だった」と分かる事が多くの事例の中に知られる所です。
「妙とは不可思議の義也」は御指南です。

信厚寺管理者 [その他] 2018-10-06 08:41:00

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