ほんもんぶつりゅうしゅう
2015年11月05日
中国布教区「第32回壮年会研修会」を開催 —交流深め、弘通意欲を増進—
去る9月5日・6日の両日、津山・妙津寺において壮年会研修会が開催され、管内9ヵ寺院から37名が参加した。受付を済ませた壮年会員は本堂で開行式をさせていただき、続けて口唱会を開き、参加者一同は熱心にお看経をさせていただいた。

 一旦休憩をはさんで主事教務・谷川淳浩師の講話の時間となり、佛立開花運動において咲かせる花とは、功徳という種を必ず生み出す蓮華の花であり、造花のような種の残せないご奉公にならないよう、5ヵ年誓願成就に向けて励むことの大切さを聴講した。

 そして入浴後にご供養の夕食をいただきながら懇親会を開き、会員同士が各寺院での活動や個々のご信心への思いを夜遅くまで語り合い、皆随喜して和やかなひとときを過ごし、就寝は妙津寺本堂でさせていただいた。

 翌朝は五時に起床すると全員で寺内外を清掃させていただき、朝参詣の御法門では妙津寺住職秋山日念師が「信心は日々にあらたにきよくせば 神の守りも強しとぞきく」との御教歌を拝見され、信心増進の大切さをお教えくだされた。

 2日目の講話では主事教務より、佛立信心は御宝前のお給仕と同じ気持ちで御導師、お教務にお仕えさせていただくのお給仕の大切なことを聴講し、講話修了後に参加者がお給仕に関して感じたことをワークショップ形式で、付箋紙に書いて発表した。続けて体験談発表をされた妙津寺薫化会会長・御藤善子姉は、結婚を機に信者となり「ありがとうございます」というご挨拶は素晴らしいと思うこと。ご奉公の経験が人生のプラスになっていること。土砂崩れで乗っていた車が大破しても無傷で助かり御宝前に護られたと強く感じたこと等、まことに本門佛立宗のご信心は有難いとお話され、一同随喜させていただいた。

 一同は2日間の研修を受け、知っているようで、まだ理解の不十分な信心の一面を再認識し、研修後に感想文を作成した。そして、閉行式修了後に記念撮影をしてから昼食のご供養を頂戴し、2日間のプログラムを無事に終え、参加者は自坊でのご奉公促進の意欲を増進させて各々帰山の途についた。