ほんもんぶつりゅうしゅう
2015年04月01日
東京中央布教区 前期終日口唱会を開く —改めて育成の大事を感得する—
東京中央布教区では、去る2月11日に前期終日口唱会を、蒲田・久遠寺(住職・加藤日遠師)を会場に開催いたしました。午前10時の開始から本堂が一杯になり、高野清純布教区長の導師のもと、寒さも吹き飛ばす熱祷が御宝前に捧げられました。

 今回は、佛立開花運動の弘通方針説明会も併せて開催されました。宗務本庁弘通局より主事の斉藤宥孝師が説明に来て下さり、口唱会にも終日参加いただきました。そして、佛立開花運動の趣旨から、そのご奉公の進め方、具体例などを丁寧にわかりやすくお話しいただき、参加者一同、真剣に拝聴させていただきました。

 特に、役中後継者の花の説明の際には、法灯相続には4種類あり、それぞれ墓地相続、御戒壇相続、信行相続、そしてご奉公相続。この内のご奉公相続を目指して後進をお育てすることが大事とのお言葉に、改めて育成ご奉公の大事さと難しさを感じました。

 口唱会参加人数は教講合わせて延べ178名、終日参加者は30名でした。回を重ねるごとに参加人数が増え、また終日お看経される人数も増加しております。布教区行事として完全に定着した今、ご弘通ご奉公の基本は御題目口唱にあり、との信念を持って、布教区ご弘通推進の一端となるべく、終日口唱会を更に盛り上げて参りたいと思います。

(広報部・中野声信 記)