ほんもんぶつりゅうしゅう
2019年01月01日
盛大に講有巡教・ご親教勤まる  ご親教として無事に奉修 今後の改良・精進を誓う 第10支庁 不輕寺
第10支庁・小倉不輕寺では、昨年11月4日、平成最後の高祖会を御講有・髙須日良上人をお迎えし、ご親教として第2座をお勤めいただきました。なお、第1座は、大牟田正薫寺住職・日髙日紀師に奉修いただきました。
御講有・日良上人は、当山におきましては、長く本末寺院の関係でご親交いただき、また今現在は御住職としても事ごとにご指導をいただいておりますから、教講共に慣れが出ないようにという思いからご奉公がスタートしました。
このように言いますと、大変もったいない事で、何10年と御講有上人にお勤めいただいていない寺院や御巡教にあわせて記念事業を行った寺院のことなどを伺いますと、当山の場合は少し緩やかなご奉公で、恐縮した次第です。 
当日のご参詣は、2座合わせて寺内参詣(誓願1,764名)1,386名。他寺院参詣16ヵ寺130名。合計1,514名。春の門祖会からすると、50名弱の参詣増加でした。 
御法門前のご挨拶で、今回のご降誕800年慶讃ご奉公について「5ヵ年間の目標、誓願をしっかりと心にとどめて、一人ひとりが努力精進してください」とご教導いただき、御法門では「唱え死するより外に願ひなし よかれあしかれ貪著はなし」との御教歌で如説修行の大事、覚悟したご信心に現世安穏、寂光参拝のご信者としての果報をいただくことができることをご教示いただきました。
第1座、日髙師の御法門は「箸かたし持てはいなぬ娑婆のもの 身にそふものは功徳ばかりぞ」でした。当日は、晴天のお計らいの中、暑くも寒くもなく、屋内・屋外に関わらず、ご奉公のご信者方も皆、口々に「お計らいでした」と言っていました。
今回のご親教は、特別な誓願、記念事業など計画的なご奉公ができませんでした。これを機に不輕寺教講一同は信心を改良して、高祖ご降誕800年慶讃ご奉公に精進させていただきたいと思います。