2019年02月01日 新春清談 御講有大いに語る〔2〕誓願成就への思いが続くよう スリランカの一生懸命さを大いに見習え ――「つづれ織り運動」は、教化と法灯相続、縦糸と横糸ということですがこの頃は、どこのお寺でもそうだと思うのですが、お教化のほとんどが法灯相続のお教化だと存じます。世に向けてのお教化と、法灯相続のバランスといいますか…。 御講有 本山でも年に3回、それぞれ1週間ずつ、教化総運動を行っていますが、個人教化は宗外の人も含めて何10人とできるんですが、奉安教化、しかも宗外の人となると6戸でしたかねえ。 ――本山でも、そうなのですね。ところで昨年10月13日に、小西新内局が発足しましたが、新総長や新内局への期待については、いかがでしょうか。 御講有 とにかく、高祖ご降誕800年の誓願の成就のために、頑張ってもらわないといけないなと思っています。 ――『年頭のことば』では、 「思へ人祖師御出世のなかりせば 御題目は誰が手よりきく」との御教歌を、お示しいただいておりますが、この御教歌を頂戴しまして、本年は2年目のご奉公に入ってまいりますが、特に、こういうところを頑張りましょう、というような強調する所がございましたら、お伺いしたいのですが…。 ご信者一人ひとりがご利益感得を 御講有 強調するといっても…。やはりご信者さんの思いが続くように、教務が指導して誓願成就に向かって努力精進してもらいたいと思っています。 いずれにせよ、お祖師さまにお喜びいただくよう誓願成就に向かって、そしてご信者一人ひとりがご利益をいただくことができるように、させてもらわないといけないと思います。 ――先日、本山の夕看経にお参りさせていただきましたら、御講有も奥様も御教務さんも、もちろん、ご信者さんも、皆さん揃ってお看経されていました。ああいう姿は、今まであまり見たことがなかったと思うんですが…。 御講有 夕看経は、本山にいる時は毎日、出ていますよ。 ――その時は、ものすごく暑い日だったんですが、皆さん汗だくなって…。 御講有 そうそう、本山は冷暖房がないから、大変だね。 ――教講一体というか、お看経をさせていただいてご弘通に励む。口唱の功徳を積み、現証のご利益をいただいて折伏教化に励む、という姿を拝見させていただきました。それがまさに、前回でも紹介しましたが、29年度に14戸のお教化を成就された渡辺久代さんに代表される長薫寺のご弘通ご奉公の在り方なのですね。宗内全体がそうでないといけないのですね。 最後に、昨年の御巡教の中で、特にこのお寺は頑張っているなと思われたことなどかありましたら…。 スリランカの勢いを見習って 御講有 全部印象に残っているんですけれど、スリランカは特に一生懸命だったですね。開教20周年、そして講有巡教も初めてということで、やっぱり勢いがすごかったですね。国内の我々も大いに見習わねば、とつくづく感じました。 ――今後、益々ご法体ご健勝にて、ご教導賜りたく存じます。本日はご多用の中、誠にありがとうございました。 (文責・佛立新聞編集部 聞き手・佛立新聞編集長)
御講有 本山でも年に3回、それぞれ1週間ずつ、教化総運動を行っていますが、個人教化は宗外の人も含めて何10人とできるんですが、奉安教化、しかも宗外の人となると6戸でしたかねえ。
――本山でも、そうなのですね。ところで昨年10月13日に、小西新内局が発足しましたが、新総長や新内局への期待については、いかがでしょうか。
御講有 とにかく、高祖ご降誕800年の誓願の成就のために、頑張ってもらわないといけないなと思っています。
――『年頭のことば』では、
「思へ人祖師御出世のなかりせば 御題目は誰が手よりきく」との御教歌を、お示しいただいておりますが、この御教歌を頂戴しまして、本年は2年目のご奉公に入ってまいりますが、特に、こういうところを頑張りましょう、というような強調する所がございましたら、お伺いしたいのですが…。
ご信者一人ひとりがご利益感得を
御講有 強調するといっても…。やはりご信者さんの思いが続くように、教務が指導して誓願成就に向かって努力精進してもらいたいと思っています。
いずれにせよ、お祖師さまにお喜びいただくよう誓願成就に向かって、そしてご信者一人ひとりがご利益をいただくことができるように、させてもらわないといけないと思います。
――先日、本山の夕看経にお参りさせていただきましたら、御講有も奥様も御教務さんも、もちろん、ご信者さんも、皆さん揃ってお看経されていました。ああいう姿は、今まであまり見たことがなかったと思うんですが…。
御講有 夕看経は、本山にいる時は毎日、出ていますよ。
――その時は、ものすごく暑い日だったんですが、皆さん汗だくなって…。
御講有 そうそう、本山は冷暖房がないから、大変だね。
――教講一体というか、お看経をさせていただいてご弘通に励む。口唱の功徳を積み、現証のご利益をいただいて折伏教化に励む、という姿を拝見させていただきました。それがまさに、前回でも紹介しましたが、29年度に14戸のお教化を成就された渡辺久代さんに代表される長薫寺のご弘通ご奉公の在り方なのですね。宗内全体がそうでないといけないのですね。
最後に、昨年の御巡教の中で、特にこのお寺は頑張っているなと思われたことなどかありましたら…。
スリランカの勢いを見習って
御講有 全部印象に残っているんですけれど、スリランカは特に一生懸命だったですね。開教20周年、そして講有巡教も初めてということで、やっぱり勢いがすごかったですね。国内の我々も大いに見習わねば、とつくづく感じました。
――今後、益々ご法体ご健勝にて、ご教導賜りたく存じます。本日はご多用の中、誠にありがとうございました。
(文責・佛立新聞編集部 聞き手・佛立新聞編集長)