2019年02月01日

婦人会研修会を盛大に開催 まだまだ変われる女性の力をテーマに

昨年11月23日、小倉・不輕寺に於いて開催された研修会。当日は秋晴れの穏やかな天気で、各寺院からの参加者総数312名の方々と共に過ごした2時間でした。今年度は、東京遠妙寺所属の福本容子氏をお迎えし、「まだまだ変われる女性の力」というテーマで講演をいただきました。
福本さんは毎日新聞論説委員を経て現在、TBS放送番組「ひるおび!」のコメンテーターとして活躍中の方です。今回、世界各国の女性の地位や活躍を例に、現在の日本の女性の地位向上のために何をすればよいのか、社会全体であるいは、一人ひとりがすぐにでもできることを提案しておられました。
まず、冒頭から日本での女性の社会的地位は世界の中でも驚くほど低いことに驚かされます。政治の世界では議員数、企業における役職など。男女参画が叫ばれて以来、社会全体が女性の雇用と活躍に期待しているはずだと思っていましたが、現実は非常に厳しいようです。仕事をする女性は増えても、ひとつ頭が出ると叩かれる男性社会は健在で、まだまだ女性の真の力は生かされていないとおっしゃいます。
北欧(特にアイスランド)の女性の活躍には驚きました。社会でも家庭でも平等で、当然、家庭では男性が家事や育児に参加するのは当たり前。それに対して日本ではどうでしょうか。夫を「ご主人」と呼ぶ、仕事をしている奥さんでも「家内」と呼ぶ、言われてみればおかしなことだと気づかされました。
そもそも日本では乳児期から男女を区別する意識が習慣となっています。男の子らしく女の子らしく、女児にはピンク系の服、男児には寒色系の服を着せるなど、何の違和感もなく意識付けをすることが昔から当たり前とされていたこと。福本さんは「身の回りでこれまで当たり前だと思っていたことに気づき、改めて向き合うことが必要ではないでしょうか」と話しておられました。
お寺のコミュニティーでも同様で、お供養の当番は婦人会がするもの、トイレ掃除は男性はしない、こんなこと青年会には無理等々、頭から決めつけないで、女性も男性も共に平等にやってもらうなど。正しい信仰だからこそ、その信仰によって環境や人々の暮らしや心根も形成されていくために私たち一人ひとりが一歩踏み出すこと、とても大切だと感じました。まずは、北九州布教区から始めたいと思います。
(文責・松本信慈)