2017年04月01日

東日本大震災 あれから6年 7回忌を厳修する  管内寺院・有縁無縁の参詣いただき 各方面からの多大な支援に改めて感謝

去る3月12日、慈念寺に於いて、東日本大震災犠牲者7回忌法要が執り行われ、当日は晴れ間が広がる穏やかな天候の中での法要となりました。この度は特命巡教として亀井日魁宗務副総長に導師をお勤めいただき、荘厳の中、犠牲者への追善供養のお看経をあげることができました。
今回は、東北北部布教区並びに慈念寺が施主となり、布教区管内のお教務方を主に縁故寺院より教務15師。他寺院参詣も東北北部布教区管内5ヵ寺、更に大阪本成寺、高松妙泉寺、丸亀本門寺、横浜妙深寺、第8支庁青年会等より72名。加えて地元58名、合計130名のお参詣をいただきました。
法要は、本堂中央に犠牲者の位牌、遺影をお飾りしたこともあり、亡きご信者の思い出を感じながら総てのお参詣者がお焼香をさせていただきました。
その後、柴﨑日布支庁長のあいさつ。御講有上人のご諭告、亀井御導師のご法話と犠牲者遺族、被災地被災者への労いのお言葉、また、ご信心・お題目の大切さをお伝えいただきました。
法要終了後、ご供養を挟んで今回、震災7回忌の企画として「一本松のヴァイオリンと宮澤賢治~雨ニモマケズ~」と銘打ち、陸前高田の一本松を材料の一部に使ったヴァイオリンの演奏を宮澤賢治の実弟の曾孫にあたる宮澤香帆さんが、更に宮澤賢治の人となり、家族の秘話を香帆さんの父親・和樹さんがお話くださり、その妻やよいさんは宮澤賢治の詩を朗読するという盛りだくさんな内容でお参詣の方々、そして興味をもって集まっていただいた宗外の方々も、その内容に満足して帰られました。
今年の震災犠牲者の法要は追善供養の意味合いはもちろんのこと、宗外者への結縁も大きなテーマでしたので、その点で今回の法要を顧みますと大きな成果をあげることができました。
その成果をあげるのに直接、段取り、応援をいただきました本庁総務局並びに佛立ミュージアムの方々に御礼申しあげますとともに、今回、東日本大震災犠牲者7回忌法要に、お塔婆建立という形でご支援いただきました全国各寺院の教講の皆様に心より感謝申しあげます。
法要を終了したばかりで最終の集計は出ておりませんが、89ヵ寺約3,500の寺院、教区、個人の方よりお塔婆の申し込みがございました。当日、奉納者全員のお名前を浄書し、御宝前に建立いたしました。
また3月1日より、随時、朝参詣にて塔婆建立者の言上をさせていただきましたが、日によっては言上に1時間以上かかる時もあり、皆様の志の大きさ、多さに心より随喜いたしました。重ねて御礼申しあげます。
                        (住職・尾形信欣記)