ほんもんぶつりゅうしゅう

岡山 妙現寺


2021-09-14 18:00

お盆の月の壮年会総講 因果の道理のおはなしを

 8月21日(土)、急遽日にちに変更が生じましたが、13時より壮年会総講が行われました。
 8月はお盆の月。お盆と言えば、私達はお釈迦様の弟子である目連尊者が亡きお母様に会いに行った際、てっきり天国へ行っているものと思っていたところ、過去の悪業の報いの為、餓鬼界で大変な目にあっていた事を何とか救えないかと施しをされたことに由来すると教わります。つまり、これは因果応報のお話。いつもお聞かせ頂く因果の道理のお話です。
 御導師からの御法門でも、ご教歌に「人ならば 因果の道理 わきまへよ さらばみのりに うたがひもなし」と頂き、お祖師様が示された、過去にどんな事をしたのか知りたければ今を見よ。今を見れば未来が見える。と、現在・過去・未来に渡る三世にも因果の道理が働くとお教えいただきました。
 一般的には死んだら仏になると言われる事もありますが、とんでもない。仏になるとは限らないと言われます。確かに因果の道理が働くのであれば、人を騙す、人を痛めるなどした人も、仏になれるというのはおかしい。時と場合によっては畜生の方が立派に生きている事さえあると言われます。
 では具体的にどうすればいいのか。御導師より、「御法の為・人の為のご奉公。人が良くなるようにと口唱参詣・ご奉公に励む」。決して自分の為にとの思いでするのではない。と仰いました。
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 毎年この時期には、特に因果の道理のお話を多く頂きます。因果の道理の解釈にすら自己解釈が入ってしまえば、もうそれは勝手信心の世界になってしまいます。御導師から、どんなに忙しい人でも、月に一度くらいはお参りできるでしょう?。と先日お話がありました。確かにその通り。一回でも多くお参りをされ、生の御法門をお聞き頂く事をお勧めしたいと思います。
妙現寺 岡田