紹介

【ご紹介】
中台教会には通称「雨乞いの御本尊」と呼ばれる大幅の御本尊が宝物として護持されています。

　当時、但馬方面（現　豊岡　日扇寺のことかも知れません）に御弘通が伸び、日蘭上人のご命令にて宥清寺よりお弟子のお講師が交替でご奉仕されていたようです。

　明治19（1886）年7月、干ばつの被害にてこの辺りの農家の人々が困り果てていた折、たまたま立ち寄られた小野山喜正師がわらを束ねて筆され、御本尊を御染筆、上人所伝の御題目にて御祈願されたところ、現証のご利益が顕れ、それを随喜した人々が佛立講に転壇入講、当時の中台村、一村教化された、といわれています。