2010.02.08
本門佛立宗で使う信行用語
法華経(ほけきょう)
『妙法蓮華経』という経典の略称です。
法華経は中国の姚泰代の鳩摩羅什(くまらじゅう)によって、中国語に訳された経典で、古来、インド、中国、そして日本において最も信奉された仏教経典です。
今から約千四百五十年前、中国に現れた天才的仏教者の天台大師は釈尊が説かれた諸経典の中で法華経を最上位に置き、すべての教えの要となる経典とみなしました。
今 から約七百五十年前に活躍された日蓮聖人も法華経をもって最高、真実の仏法と位置づけられましたが、とりわけ法華経二十八品(章)のうちでも第十五章の従 地涌出品から第二十二章の属累品にいたる八章(八品)は、釈尊ご入滅より二千年の時を経た末法という時代の人々のために説かれた教説とみなされ、この八章 に説き示された南無妙法蓮華経の御題目を唱える信行を伝え弘めることを自らの使命とされました。
本門・迹門(ほんもん・しゃくもん)
法華経二十八章のうち、前半の十四章(品)を迹門といい、後半の十四章を本門といいます。迹門とは迹仏の説かれたご法門、つまり釈尊があくまで歴史上の 聖者、人間釈尊として説かれた教えという意味。一方、本門はその釈尊がご自身の本地(本体)は永遠のいのちを備えた根本仏、久遠の本仏であるということを 明かされた上で説かれた法門のことです。
本門八品(ほんもんはっぽん)
法華経の第十五章から第二十二章までの 八章(八品)のことです。本門佛立宗が根本聖典とするのは法華経ですが、とりわけ本門八品の部分を重視します。その理由は、この本門八品の中で、久遠本 仏の悟りとはなにかが説き明され、その悟りの功徳を南無妙法蓮華経と説える信心修行の中に収めとって本化上行菩薩をはじめ地涌の菩薩方に末法の世に伝え弘 めよと任を与えられているからです。
本化の菩薩(ほんげのぼさつ)
久遠の本仏によって久遠の昔に教導を受けた菩薩方のことです。これに対し本仏の垂迹身(分身)である迹仏の教導を受けた菩薩のことを迹化の菩薩とおいいます。本化の菩薩は地涌の菩薩ともいい、その上首、リーダー格が上行、無辺行、浄行、安立行の四菩薩です。
私たち佛立宗の教務、信者は高祖日蓮大士を久遠本仏釈導の直弟子、上行菩薩の御再誕としてお敬いしています。
福岡日雙


