2016-10-01 08:00
如是我聞 10月の御奉公
九月、リオ・パラリンピックが終わったと同時に、次から次と大型台風が日本列島を襲い全国各地に大きな被害をもたらしました。ようやく秋本番の天高く馬超える十月の平穏を祈念します。
十月は、他寺院大会参詣が遠方、神戸・本法寺をはじめ三箇寺どうぞご参詣ください。
そして、いよいよ十一月二十日は、当山尚立寺の高祖会、み教えの親であるところの
高祖日蓮大菩薩への報恩感謝祭です。必ず参詣ならびにご奉公を予定しましょう。
このたびは本寺、小松川・清秀寺ご高職、岡本日苑上人が、権大僧正になられてから初めてご唱導をいただきます、随喜とお敬いをもってお迎えさせて頂きましょう。
お経文にに「心大歓喜」と説かれています。その大きな随喜やお敬いも日々薄れ
だんだんと当たり前、いやそれどころか全く随喜敬いの心が無いご信心になります、
たいへん恐ろしい事です。口唱もお給仕もお参詣も、財の功徳も皆そうです。
高祖会奉修費ご有志も最低を思ったり、建営ご有志も毎月の呼びかけご披露を聞いていても、一千円、二千円の協力納金ご奉公をされていない方があります。「自分は
いろいろ大変なんだ」「ご有志はできる人がすればいいんだ」とまでは思っていなく
ても結果的には同じ形ではないでしょうか。
御祖師さまは、「異体同心なれば万事を成じ、異体異心なれば諸事叶うことなし」
と仰せです。ご協力ください。
開導聖人は
「金儲けたくば信心をせよ、我見を捨てるはかしこき人也。信の方の強きは極々
上等の信者也」と御指南です。