2014-10-01 08:30
如是我聞 10月の御奉公
朝夕めっきり涼しくなり、草樹も実ものが目立つ秋十月、
書物によれば、昔は陰暦(現行暦では十月)九月を菊咲月と呼んだそうです。
十月は菊の月、十月も半ばを過ぎると、菊日和と呼びたいような、
高い秋の青空が安定して現れるようになります。もともと菊は櫻とともに日本人に
もっとも愛されて来た花です。花言葉は「明るい、高尚」だそうです。
さて、平成二十六年、佛立開導日扇聖人ご生誕二百年慶讃ご奉公の第二年度もあ
と二ヵ月のご奉公を残すのみです。大事な開花運動の誓願忘れていないでしょうネ
いちばんのお教化誓願十戸、七戸になってからの後この三ヵ月間一向にお教化の話
が出ません。お互いは毎日元気で過ごしているうちにそれが当たり前になり特に感
謝を感じなくなったりしやすいものです。佛立信者はこの結構なご信心は云うまで
もなく、開発教導の祖、日扇聖人より頂いたものです。ご生誕二百年慶讃の時、
今一度開導にお慶び頂こう〃という感謝と御礼のご信心を起こさなくては勿体ない
と思います。
今年度のテーマである「聞き上手なご信者になろう〃」を素直に実践しましょう。
人の悩みや苦しみや御願い事に耳を傾け、親切に人に寄り添って下種の種まきを
実行をさせて頂きましょう。
開導聖人御指南に
「御法門を聴て道理也とは思えども、其教えのままを身に行ずる事あたはざるは、
過去薫習の罪障の強き也」
(好要一談 八)