ほんもんぶつりゅうしゅう

2015-05-01 20:11

如是我聞 5月のご奉公

 若葉が目に染みる季節立夏を迎えこれから一日いちにち盛夏に向います。 

五月は昔から乗泉寺系の伝統として「五月はお教化」と言われて来ました。

平成二十五年より始まった五ヵ年に亘る開導聖人ご生誕二百年慶讃ご奉公開花
運動
も早や今月末で後半への折り返し点です。宗務本庁弘通局では誓願の六十%

の達成を指示され、全国の布教区の中には指示どおりの成果を上げている布教区

もあります。私たちの常磐布教区も尚立寺も負けずに頑張りましょう。

 さて、今月十日()は左記のとおり「終戦七十年・戦没者慰霊法要と平和祈念
大会」
が開催されます。三面の詳細記事のとおり、一部 慰霊法要を本所・清雄
寺本堂、二部 すみだリバーサイドホールでの戦災の講演、墨田観光協会語り部
の方と戦災アニメ、隅田川での船中回向と回向お塔婆流し
(ホールと中継)等の内
容です。当日の紙お塔婆とお焼香には宗外者の方々も参加され、現在六百名に及
参加申し込みがあります。平和の大事さ有難さを次世代の人々に伝えて行くの
は私たちの責務です。
開導聖人御教歌に

「勝も妙まけるも妙のいくさして ころしたものもまたしぬる妙」とお示しです

ご法難を受けて一時京都東山の西行庵に居住されておられ、人々に請われて毎日
のように、京都で戦死された多くの人々のご回向・塔婆回向と御看経をなされ、
その事の意味を請われてお詠みになった御教歌です。

御指南に我等のご奉公を回向第一と心得よ、口唱も聴聞も謗法を責むも回向せと」とお示しです