ほんもんぶつりゅうしゅう

正法寺


2018-09-19 14:25

秋のお彼岸総講 九月二十三日(日・秋分の日)十時から

 九月二十三日(日)は正法寺のお彼岸会です。本門佛立宗では常盆・常彼岸といって、日にかかわらず毎日ご先祖のご回向をさせていただくのですが、特に彼岸会では懇ろにご回向をさせていただきます。
■お彼岸の由来
 もともと「彼岸」とは、煩悩に満ちた世界である此岸(しがん)から解脱した悟りの世界、涅槃を指します。さらに涅槃の世界を死後の浄土ととらえ、〝あちらの世界〟と考えたところから、亡くなった先祖たちの霊が住む世界を「彼岸」と考えるようになりました。
 春分の日と秋分の日は太陽が真東からのぼって真西に沈むところから、そこに浄土があると信じ法要を行う説、昼と夜の長さが等しいことから仏教の中道(偏りをもたないこと)の思想に合致するので法要を行う説、天地の諸神が交代する日として法要を行う説など、諸説ありますが、この日の前後の三日間を「お彼岸」とし、「彼岸会」と呼ばれる仏教の法要を行うようになりました。これは日本独特の仏教行事として千二百年以上前から続けられています。
 日蓮聖人は『彼岸抄』というご妙判(お書き物)の中に、
「それ彼岸とは春秋の時節の七日、信男信女ありて、もし彼の衆善を修して小行をつ 九月二十三日(日)は正法寺のお彼岸会です。本門佛立宗では常盆・常彼岸といって、日にかかわらず毎日ご先祖のご回向をさせていただくのですが、特に彼岸会では懇ろにご回向をさせていただきます。
■お彼岸の由来
 もともと「彼岸」とは、煩悩に満ちた世界である此岸(しがん)から解脱した悟りの世界、涅槃を指します。さらに涅槃の世界を死後の浄土ととらえ、〝あちらの世界〟と考えたところから、亡くなった先祖たちの霊が住む世界を「彼岸」と考えるようになりました。
 春分の日と秋分の日は太陽が真東からのぼって真西に沈むところから、そこに浄土があると信じ法要を行う説、昼と夜の長さが等しいことから仏教の中道(偏りをもたないこと)の思想に合致するので法要を行う説、天地の諸神が交代する日として法要を行う説など、諸説ありますが、この日の前後の三日間を「お彼岸」とし、「彼岸会」と呼ばれる仏教の法要を行うようになりました。これは日本独特の仏教行事として千二百年以上前から続けられています。
 日蓮聖人は『彼岸抄』というご妙判(お書き物)の中に、
「それ彼岸とは春秋の時節の七日、信男信女ありて、もし彼の衆善を修して小行をつとむれば、生死の此岸より苦界の蒼波をしのぎ、菩提の彼岸に至る時節なり。故にこの七日を彼岸となづく。この七日のうちに一善の小行を修せば、必ず佛果菩提を得べし。」
(彼岸とは、春分の日、秋分の日の七日間のことです。この時期に仏の教えを信じる者が、ほんの少しでも善行をなせば、その功徳によって苦しみ迷いの此の岸から、仏の世界である彼の岸へ渡ることができるでしょう。だからこの七日間を「彼岸」と呼ぶのです。この七日間に小さくても善行をなせば、大きな功徳となるのです)
とおっしゃっておられます。
※お彼岸総講では、お塔婆は中塔婆・大塔婆のみ受け付け、言上は大塔婆のみとなります。
※塔婆申込書は原則前々日までにご提出ください。
※当日の朝参詣は通常通り行いますが、お塔婆の受け付けはありません。
■十二時から長寿を祝うお食事会
 また、十二時からお導師を囲んでの「長寿を祝うお食事会」が開かれます。七十七歳以上のご信者さんにご案内をお送りしています。ぜひご参加になって、お導師や昔なじみのご信者さんたちと共に、思い出話に花を咲かせ、さらに元気をえて楽しんでください。ご参加お待ちしております!