№439 平成30年1月1日 清現寺通信 1月号

縮小の時代に(二)    信良

 日本の現在の人口、一億二千七百万人が、四十年後には九千万人を下回る、という資料があります。

 その中で現在、六十五歳以上の人口が三千三百万人、総人口に占める割合は二十六・六%。すでに四人に一人が高齢者です。しかもその高齢者の年幅も広く、六十五歳になったばかりの人と、百歳とでは親子程も年が違う。今後、六十五歳から七十五歳の層が減少し、七十五歳以上の層が増加するといいます。

 高齢者の男女差は、女性が男性を四百六十三万人上回っており、女性全体の人口に占める女性高齢者は三十・一%、すでに日本人女性の三人に一人は高齢者です。

 しかも、平成二十八年の年間出生数が初めて百万人の大台を割り、九十六万人となりました。

 即ち、子供は少なくなり、高齢者が増加していく、という日本の少子高齢化が益々顕著になる。この現実をよく知ることがまず大事なことです。

 こういう現実は、清現寺のご信者の上にはもっと厳しい現実となって顕れています。

 ご信者、特に役中さんの超高齢化です。あるいは、日々のお寺参詣者、月々の御講参詣者は、私(六十五歳)より若い人が数える程しかいない。もしくは全員が私より年齢が上、ということもあります。

 夜の御講はほとんどの組でなくなりました。更に、土曜、日曜日に集中しています。

 薫化会、青年会の参詣は激減しています。(これは清現寺だけでなく、他寺院でも薫化会、青年会が消滅している寺院が少なくない)

 この様な厳しい縮小の時代は、まだ始まったばかりとも云われています。

 今までの拡大の時代(宗門では昭和五十六年の高祖七百回御遠諱がピークではないか)と訣別して、縮小の時代にあることを認識して、意図的に縮むことが大切になっていく。

 弘通区画の再編成は、そういう意図も含んでいます。現実をじっと見つめてみましょう

西村 日明 [今月の「清現寺通信」] 2017-12-31 00:31:00

カレンダー
«2019年10月»
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
カテゴリー
アーカイブ
2019年
  • 2019年10月 (0)
  • 2019年09月 (0)
  • 2019年08月 (0)
  • 2019年07月 (0)
  • 2019年06月 (0)
  • 2019年05月 (0)
  • 2019年04月 (1)
  • 2019年03月 (0)
  • 2019年02月 (0)
  • 2019年01月 (0)
2018年
2017年
2016年
2015年
  • 2015年12月 (1)
  • 2015年11月 (2)
  • 2015年10月 (0)
  • 2015年09月 (0)
  • 2015年08月 (0)
  • 2015年07月 (0)
  • 2015年06月 (0)
  • 2015年05月 (0)
  • 2015年04月 (0)
  • 2015年03月 (0)
  • 2015年02月 (0)
  • 2015年01月 (0)
2014年
  • 2014年12月 (0)
  • 2014年11月 (0)
  • 2014年10月 (0)
  • 2014年09月 (0)
  • 2014年08月 (0)
  • 2014年07月 (0)
  • 2014年06月 (0)
  • 2014年05月 (0)
  • 2014年04月 (0)
  • 2014年03月 (0)
  • 2014年02月 (0)
  • 2014年01月 (0)
2013年
  • 2013年12月 (0)