隆宣寺

仕事、勉強、スポーツ、趣味、どんなことにも「醍醐味(だいごみ)」があるものです。どんなにツラくて、しんどくても、言葉では表現できない喜び、充実感があればこそ、もう一踏ん張りすることができたり、気持ちを切り替えて続けることができたりします。ただ、その「醍醐味」というものは、最初から用意されているものではありませんし、そう簡単に手に入るものでもなければ、気軽に堪能できるものでもありません。先生や先輩から教えてもらった通りに実践を重ねた先にこそ「醍醐味」はあるのです。

どんな世界でも、どんな分野でも、努力抜きに「醍醐味」を味わうことはできません。でも、逆を言えば、努力の向こうには必ず「醍醐味」があって、それは努力に応じて、どんどん洗練された「醍醐味」となり、自分にとって最大のモチベーションとなります。そういった経験則に基づき、先生や先輩は私達にメソッドを指導してくださっています。誰でも最初は「ツラい」「しんどい」ばかりに意識がいきますが、それは何も無駄なことをしているのではなくて、未開の境地にたどり着くために不可欠な努力なのです。