ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-05-27 09:54

5月27日の隆宣寺日記

「あの人のこういう所が気に入らない!」「なんとかならないかしら!」
な〜んてことを思って、一人で悶々としてる方もあるでしょうし、数人が集まって陰口を言ってる方々もあるでしょう。最近ではSNSなどで個人攻撃をする人々もあるようです。でも、それって全くナンセンスな思考回路です。もし、全く同じことを周りの人から言われたとして、一体どれだけの人が問答無用で自分を変えるでしょうか?
 
3歳足らずの息子ですら《自分》というものを持っていて、親の言う通りに行動してくれません。そもそも、親がガミガミ言って、感情的になっているのは、親が《親の都合》を通したい時です。もちろん、危険なことをしたり、人に迷惑をかけることをすれば注意をしますし、強引にでも止めることはあります。でも、言うことを聞いてくれなくて「イライラ」してるのは、間違いなく「親の都合が通らない時」です。
 
相手が一人前の大人となれば、もっと「こちらの都合」なんて通りません。自分の生き写しのでない限り、相手は《自分と違う人》です。そもそも、そのことを忘れてる人が多いように思いますし、それだけ相手との違いを感じるということは、それだけ自分も変わってる、クセが強いという自覚を持つべきです。そして、それが今のところスンナリいってるのであれば、それだけ周りの人が合わせてくれている証拠です。「当たり前」と思わないで、心から感謝しないと、それこそ「罰当たり」です。
 
「え?!目玉焼きにソースなんかかけるの!!!????」じゃなくて、「目玉焼きにソースってのもあるんやねぇ〜!どれ、やってみるか!」これぐらいの柔らかい心と言動が取れる人間になっていきたいものですね。なんせ私もクセがかなぁ〜〜〜〜り強いですから(笑)家内には感謝、感謝!! 
 
 《ちょっとしたこと》
数年ぶりにカメラのレンズを新調しました。早いもので、もう少しで息子が3歳になります。あんなに小さくて、何にもできなかったのに、今となっては一人前の《主張》をしてきます。ここで成長すべきなのは親なんでしょうね。相手を《一人の人間》として見て、対応する。「子供なんだから!」は親の甘え、認識の甘さ。親になってもう少しで3年、もっと頑張ります!
 
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