ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-04-18 11:34

4月18日の隆宣寺日記

『4月8日〜5月6日まで「隆宣寺日記」をお届けします!』
 
大好きな相手だからこそ、会えない時は「恋しい」気持ちが湧いてくるものです。御宝前(仏様)に対して、そんな「恋しい」思いを持つのは、ご信者として当然のことだと言えます。 今、自粛期間でお寺にお参りできず、御奉公もできず、それこそ「恋しい」思いを胸に抱いている方々は多いと思います。でも、それは次のステップにつながる素敵な感情です。是非、今後の糧にしていただきたいと思います。 とにかく、今は「恋しい」思いで御題目をお唱えしましょう!
 
『恋しいと思える幸せ』女子中学生・13歳(東京都)
  毎日新型コロナウィルスのニュースが流れ、学校行事が次々となくなり、ついには休校に。こうした状況の中、少しばかり塞ぎ込んでいた私を元気づけてくれたのは人を「恋しい」と思う気持ちだった。
 私は学校が大好きだ。毎日、先生方や同級生、先輩達に会うのを楽しみに学校に通っていた。休校によって誰にも会えなくなり、学校に行きたい、みんなに会いたい、という気持ちが日に日に増すばかりで辛かった。
 けれど、いつからだろうか、こんなにも人が恋しくなるなんて幸せなことだなぁと思えるようになり、自分の心の中に温かなものが湧いてきた。その感覚がとてもうれしかった。
「恋しい」と思える人達の存在が、自分にとってどれだけ大きいものか気づく事ができて本当によかったと思う。気づいたことを胸に「恋しい」人達との再会を 辛抱強く待ち続けようと思っている今日この頃だ。
「毎日新聞」4月14日より
 
《今日の一枚》は「父を慕う息子」です
2年前、ベビーベッドを卒業した息子は家内と一緒に布団で寝ることになり、それを機に、私の部屋と別々になりました。すると、私のことを探した息子が部屋の扉をガラッと開けて、私の元へやってきたのです。そんな姿が愛おしくて思わずカメラで撮ったという、実に親バカな一枚です(笑)
 
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