ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-06-23 11:05

6月23日の隆宣寺日記

罪を犯した場合、逮捕されたり、刑に服するのは本人のみです。しかし、罪人の家族もまた非難の的になることは往々にしてあります。そういう意味では、自ら犯した罪が家族に悪影響を及ぼすことはあるのです。諺にも「親の因果が子に報う」というものがあり《親のした悪業(悪い行い)の報いが罪もない子に現れる》という状況を意味しています。まさに家族関係は不可分で、切っても切り離せない間柄と言えます。

 

そう思うと、自分の言動は「自分だけの問題」ではなく「家族にも影響は及ぶ」という頭を持っておかないといけません。もし、それが良い影響であれば、お互いに幸せになっていけますが、もし、それが悪い影響であれば、お互いに不幸になってしまいます。自分の人生は常に《みんなの人生》と共にあります。《みんなの人生》がハッピーであるような生き方を、家族お互いが考えていけるようになりたいものです。

 
☆朝参詣の御法門は【ここをクリック】(YouTube)