ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-09-17 09:32

9月17日の隆宣寺日記

もっとマシな世の中だったら、もっとマシな会社だったら。もっとマシな政治家、もっとマシな上司、もっとマシな旦那だったら…残念ながら、その思考回路、その心の状態を抜け出さない限り、どんな世の中になろうと、どんな人と出会おうと、不平不満は無くなりません。
 
最も重要なのは自分自身の《心》です。心ひとつで、この世の中は地獄にもなれば、浄土になることさえあります。全く同じ人物であっても、心ひとつで、その人に感謝できたり、嫌気が差したり。結局、最終的に幸せ・不幸せを決めているのは「自分の心」だということです。
 
この世のどこかに理想的な世界がある訳でも、理想的な人間がいる訳でもありません。自分自身の心を見直さないで、そんなものばかり追い求めて、じっと待っている間は、まさに「無い物ねだり」であり、何一つ解決せず、余計に欲求不満になります。どこかで心をリセットする、そのことに気づくことが人生リスタートの第一歩です。
 
仏教は《心》の大切さを教えると共に《心》を養う方法を実践していきます。自分を幸せにすることができる、その可能性が自分自身の中にあることに気づき、正しい考え方、正しい生き方をしていくことで、人生が変わっていきます。皆さんの心の中にある幸せの種を、お寺で少しずつ育てて、開花させましょう♪
 
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