ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-04-21 15:39

4月21日の隆宣寺日記

『4月8日〜5月6日まで「隆宣寺日記」をお届けします!』
 
私達の目の前に広がっている世界はとても頑丈で、今の生活がいつまでも続くと思っている人が大半だと思います。しかし、仏様の眼には《水の泡》《バブル》のように、とても脆い世界と映っているのです。 そう思えば、そんな日常が毎日続くというのは、まさに奇跡、ミラクルのようなもので、実に有難いことです。しかし、それを「当たり前」だと思い、感謝の思いが薄らいでいるのなら、とても勿体無いこと。 この世に「当たり前」は何一つありません。そのことに今、多くの人が気づいていると思います。「全てが有難い」という思いを忘れずに、毎日を生きていける人間になりたいものです。
 
当たり前ではない「当たり前」男子中学生・12歳(三重県)
  僕は今、中学1年生です。実は、小学6年生の最後で新型コロナウィルス感染 拡大防止のため学校が休校になってしまいました。折角の小学校生活最後の時間を友達と過ごせなくてとても残念で仕方ありませんでした。しかし、考えさせられることがありました。
  それは今、自分達が生活している日常が必ず来る訳ではないということです。僕は休校になる10日程前にインフルエンザになってしまいました。その時は休校になることなど知らず、次の週にはまた学校へ行けると思っていたのですが、その週から休校という事を聞いてとても驚きました。
  と同時に、当たり前に生活していたこの環境がどれだけ素敵だったかに気づきました。 僕は毎日の過ごし方を、中学生、そして高校生、大人…となっていっても一日一日を大切に、楽しく後悔のないように生きていこうと思います。
 「毎日新聞」4月20日より
 
《今日の一枚》は「隆宣寺本堂・第二会場」です
お互いに2メートル離れるように本堂の座席を変更したところ、16席しか用意できないことが判明…。そこで会館2階和室を【第二会場】としました。今のところ、なんとか14席を確保できたので、これで合計30席です。実際に、皆さんが参詣になれば少しずつ改良されて、もっと良い環境になっていくと思います。コツコツと新しいスタートを切る準備を進めていますよ〜!
 
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