ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-08-22 19:41

8月22日の隆宣寺日記

先日、ご信者さんのマンションに伺った時、入り口で小学生の女の子と一緒になりました。すると「こんにちは!」と挨拶をしてくれたので、すかさず「こんにちは!」と笑顔で挨拶。その後、同じエレベーターに乗り、しばらくして女の子が先に降りて行ったのですが、エレベーターを降りた所で女の子はクルッと180度まわって、私の方を向きました。そして「お先に失礼します!」と言って、深く一礼をしてくれたのです!予想外の出来事で驚きましたが、すかさず「ありがとう♪」と声をかけて、その場を離れました。

 

きっと親御さんに教えられて、自分から挨拶をするようにしているんだと思います。こういう事って、わかっているけど「できないない事」の1つではないでしょうか。でも、今回、女の子から挨拶をしてもらって改めて感じたことは「挨拶をしてもらうこと」って、とても心地いいし、嬉しい気持ちになります。という事は、私達が率先して挨拶することによって、私達が接する沢山の人達を、そういう気持ちにすることができる、そういう気持ちになってもらえるということです。

 

どんなに心の中で相手のことを思っていたとしても、その思いが行動や言葉にならなければ、相手に伝わることはありません。逆にいうと、私達の行動や言葉を通じて、相手に思いを伝えることが出来るということです。ネガティブな思いは、わざわざ、あえて伝える必要はありませんが、ポジティブな思いは、積極的に行動や言葉にして伝えていきたいものです。

 

そういう言葉と行動のやりとりによって、相手と心を通わすことができるようになります。その中で、相手との間に安心感が生まれたり、信頼性も高まったりするものです。特に武道などで「礼に始まり礼に終わる」という言葉が使われますが、実は、どんな分野でも、どんな場面においても共通していることだと言えます。是非、これからは自分から積極的に言葉をかけ、行動に移してみましょう!

 

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