ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-11-20 10:04

11月20日の隆宣寺日記

「やる気スイッチが入る瞬間」というのは予め決まっている訳ではありません。もし、スイッチが入るタイマーがかかっているのなら、待つだけで大丈夫です。でも、そんなタイマーなんてありませんし、わざわざタイマーをかけるくらいなら、今すぐスイッチを入れる方が、よほど効率的で、有益であると言えます。

 

身内の「うちの子は大器晩成タイプだから…」という言葉に、第三者は苦笑いしかありませんし、第三者の「あの人は大器晩成タイプだから…」という言葉は、時として皮肉で使われるものです。もちろん、成長のスピードや、成長の仕方は人それぞれなので、少しずつ、ゆっくり成長する人もあれば、いきなり大きな成長をする人、長い期間を経て開花する人、成長の波が激しい人もあります。

 

ただ、共通して言えることは、本人がそれだけのアクションを起こしているということです。また、第三者が本人に働きかけて、成長を促す、キッカケを与える、叱咤激励するなどしている。いわば、成長に必要な「種まき」であったり「環境整備」であったり、そういう動きがあればこそ、「大器晩成タイプ」という言葉も成立するようになり、それは「期待をあらわす言葉」となるのです。

 

じっと待っているだけでは、何も変わらないし、何も変えられません。自分が動き続けるからこそ、相手に働きかけるからこそ、成長は促されていくものです。自分が成長したいのなら、「あの人」に、もっと頑張って欲しい、成長して欲しいのなら、じっと待たずに、もっともっと動いて、動いて、動かして、前進あるのみ!

 

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