ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-05-14 09:26

5月14日の隆宣寺日記

「一寸先は闇」
 
つまり、ほんの少しの未来ですら私達人間にはわからないということ。たった1秒の違い、たった1センチの違いで生死をわけることもあります。もし、事前にわかっていたら、ほんの僅かでも未来が見えていたら…という僅かな差ですが、その「僅かな差」が私達人間にはわからず、見えず、まさに運命に翻弄されるのです。
 
その「一寸先の闇」を明るく照らしてくださるのが《南無妙法蓮華経》の御題目。もちろん、それで未来が見えるとか、見えないものが見えるようになるという話ではありません。仏教はとことん現実的で、理論的で、根も葉もない奇跡は否定します。
 
ただ、結果的に「もしかして見えていたの?」と思わずにはいられないような。絶妙な人生の選択が出来ていたり、思いも寄らない幸運に恵まれたり、危機一髪で災難から逃れたり、たとえ、災難に出くわしたとしても上手く回避ができたり、あっという間に回復・復旧ができたり…そういう人生を歩めるようになるのが、御題目、ご信心の有る人生。つまり、一寸先の闇を明るく照らしながらの人生です。
 
たとえ、壁にぶつかる運命であったとしても、どこかでつまずく運命であったとしても、真っ暗闇でそうなるのと、明るく照らされた状態でそうなるのとでは、決定的に人生は違ってきます。ご信心を通じて安心・安全の有る人生を歩んでいきましょう♪
 
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