ほんもんぶつりゅうしゅう

2021-01-28 09:34

1月28日の「毎日ぶっきょう」

お亡くなりになった方を見送る時に「あの世への旅立ち」と表現をすることがあります。あの世へ向かうことが《旅立ち》なのであれば、この世から離れることは《別れ》となります。いわば、生まれ育った場所、慣れ親しんだ「わが家」「ホーム」からの別れということです。なので、人は死を悲しみ、寂しく感じるものですし、死をイヤがり、遠ざけたいと思います。

 

ただ、よくよく考えてみると、私達にとって《あの世》にいる状態と《この世》にいる状態と、一体どっちが通常なのか?《あの世》と《この世》のどっちが「わが家」「ホーム」なのか?もしかしたら、今こうして《この世》で生きていることが特別な状態である可能性もあります。そうなると《この世》ではなく《あの世》にこそ本当の「わが家」「ホーム」があることになります。

 

と、なると…、私達は一体なんのために《この世》に生まれてきたのでしょうか。《この世》って一体どういう場所で、どういう人生を歩んでいくべきなのでしょうか。どういう思い出を作って「わが家」「ホーム」である《あの世》に帰るべきなのでしょうか。生きる事と死ぬ事を正しく認識することができれば、もっと有意義な人生が送れるようになります♪

 

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