ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-04-19 14:24

4月19日の隆宣寺日記

『4月8日〜5月6日まで「隆宣寺日記」をお届けします!』
 
世界を変えるのは、私達一人ひとりの《まごころ》です。人間の心が変われば行動が変わり、自然と世の中は変わっていきます。どこかの誰かが「変えようとする」のではなくて、私達一人ひとりの自覚によって「変わっていく」のです。 そのことを教えてくださるのが仏教です。また、そういう心に変えていく手段・方法を教えてくださるのも仏教です。特に法華経には、人間が人間らしく生きていくメソッドが詰まっています。ただの理論、理屈だけではなく「人としての生き方」が法華経のご信心にはあるのです。
 
『庭先で始めた慈善活動』アメリカ・ウィスコンシン州
 新型コロナウィルスの影響で生活用品が品薄に。そのことを知った、ある家族が庭先にパントリーを作り「ご自由にお持ち帰りください」との活動を始めました。ただ心配なことがありました。というのは、クリスマスやハロウィンの時、庭先の飾り付けをイタズラされる経験が何度かあり、今回もダメになるんじゃないかと…
 しかし、この活動をSNSで紹介したところ。どんどんと善意の輪が広がっていきました。生活用品がドンドン届き、現金が送られることも。そして、4月4日には大きなテントが登場!小さな善意が多くの善意を呼び、大きな善意となりました。人の善意も《悪心》で受け止めれば、いわれの無い批判になることもあります。どんな時も、あたたかい《まごころ》で生きていたいものです。
 
《今日の一枚》は「紙コップディスペンサー」です
新型コロナウィルスが騒がれ始めた頃、御供水のグラスを紙コップに変えました。当初は、お盆の上に置いていたのですが、ある日、紙コップディスペンサーが設置されていたのです。心ある方が購入して設置してくださったに違いありません。《まごころ》を目に見える形にするのは大切なことだと、改めて感じさせていただきました。
 
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