ほんもんぶつりゅうしゅう

2021-05-15 12:08

5月15日の「毎日ぶっきょう」

大人であれば当たり前にできることも、小さな子供にとっては何もかもが初めてで、全てが挑戦です。何事も1回目からスムーズにできることは少なく、むしろ何度も繰り返しやっていく中で成功をつかみます。うちの息子はまだ根気が足りないようで、うまくいかないと「できない〜」「やって〜」と言うのが口癖。そこで何度も丁寧に教えてあげるのか、それとも親がさっさとやってしまうのか、ここで違いが生まれます。もちろん、親がやってしまう方が楽で時間もかかりませんが、いつまで経っても出来るようにはなりません。なので、事あるごとに「できない〜」「やって〜」と親にせがむ癖がついてしまうので注意が必要と言えます。

 

この春から制服を着るようになった息子ですが、ここで新たに挑戦しないといけなかったのが「ボタン」です。走ったり飛んだりなどアクティブに動くのは得意ですが、手先を使った遊びはどちらかと言うと苦手でした。そんな訳で、実に不器用にチマチマと(笑)ボタンをとめようとするのですが、なかなかうまくいきません。すると、いつもの「できない〜」「やって〜」が始まるのですが、これが出来ないと幼稚園で困ってしまいます。そこで何度も何度も丁寧に教え、リアルタイムにアドバイスをして、自分で成功する体験を積ませていきました。成功すると盛大に褒めてもらえ、それが嬉しいもんですから、それが次なる挑戦へのモチベーションとなります。

 

この半月ほど忙しくしており、朝のお勤めが終わって部屋に戻る頃には、すでに息子は幼稚園に出発していました。しばらく、朝のお着替えの様子も見れずにいたのですが、なんと今では自分一人でボタンをしているとのこと。むしろ、家内が手伝おうとすると「〇〇くん、自分でやるから!」と言って、触らせてくれないそうです(笑)まだまだ出来ないことばかりですが、こうやって1つずつ出来るようになって、一人前の大人になるんでしょうね。これは仕事でもスポーツでも、どんなことでも同じことが言える訳で、何度も繰り返しやることが上達への道。そして、その際は根気よく、丁寧に教え続けて、しっかりと褒めてあげることが成功の秘訣ではないでしょうか。

 

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