ほんもんぶつりゅうしゅう

2021-04-18 10:32

4月18日の「毎日ぶっきょう」

様々な分野で《一流》と称賛されている方々の話を読んでいると、仰っていることに共通している部分があることに気づかされています。それらは【一流になるための条件】と言ってもいいのではないでしょうか。

 

まず1つには「みんなより2倍も3倍も努力することが必要」ということ。みんなと同じことをしてたんじゃダメ、みんなが3年で習得することを自分は1年で習得してやる!ぐらいの意気込みで取り組むことが必要。確かに、みんなと同じことをやってたら、当然みんなと同じにしかなれません。たくさん努力する、努力の質も高めていく、それでこそ抜きん出ることができます。しかし、それだけでは「一流になれない」と、皆さんは口をそろえて仰います。

 

では、一流になるために、どういった条件がその他に必要になってくるのか。それは「素直であること、正直であること」と、多くの方々が仰っています。どんなに知識や技術があっても、素直さ、正直さがないと一流にはなれないのです。たくさんの知識や技術を身につけ、経験を積んでいきますと、少しずつ自信がついてきますが、それと同時に「慢心を起こす」「自分の実力を勘違いする」というリスクも高まってきます。そうなると人の話が素直に聞けず、素直に返事ができず、理屈をこねるようになります。

 

折角の忠告に対しても、すねるようにグチをこぼしたり、ひがむような態度を取ったり。そうやって《自分では気づけていない部分》を聞き入れることができなくなったら、もはや、それ以上の成長は見込めず、一流になるための道は閉ざされてしまいます。一流の方々の姿勢を見ていると、本当に清々しいほど低姿勢で、謙虚でありながら、常に研究熱心で、探究心を持っておられて、静かに情熱の炎を燃やしておられます。そういう意味におても、常に師匠・先生に指導してもらうことが一流への道といえるのです。

 

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