ほんもんぶつりゅうしゅう

2021-04-07 09:35

4月7日の「毎日ぶっきょう」

山登りの醍醐味は色々あると思いますが、山頂から眺める景色はそのうちの1つだと思います。心地よい疲労を感じながら澄んだ空気を思いっきり吸い、地上を見渡せば心が洗われるようです。そんな体験を自分一人だけでするのも結構ですが、大切な人と一緒に体験できたら喜びも倍増します。私も息子に体験させたいこと、一緒に体験したいことが色々とあって、これからが楽しみです。

 

ただ、誰かと一緒に体験するとなると、自分一人の都合だけで物事を進めることができません。特に、同行する人が自分よりも年少であったり、知識や経験が未熟であったりすると要注意です。極端なことを言えば、自分のペースで物事を進めたせいで、相手を遭難させることにもなりかねません。たとえ足をヒモで縛っていなくとも、常に「二人三脚」を意識して物事を進める必要があるのです。

 

まずは同行者のレベルを把握して、次に何を伝えるべきか、何をしてもらうべきかを考えておきます。何でもかんでも先回りして指示を出すのではなく、様子を見ながら、必要な言葉と補助を届けていく。相手のペースに合わせることは大切ですが、あくまでも《リーダー》は自分であることを決して忘れずに。アクセルとブレーキを上手に使い分けて、山頂(ゴール)まで相手を導くことが課せられた役割なのです。

 

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