ほんもんぶつりゅうしゅう

2021-07-22 15:17

7月22日の「毎日ぶっきょう」

おそらく大半の方にとって、私達の人生の「始まり」「終わり」というのは、生まれた時が始まりで、死んだ時が終わりというイメージが強いと思います。しかし、それは表面的な現象にのみ捉われた死生観で、事実とは異なります。では、仏様が説かれた真実とは何か、それは「生死は無い」という事実です。

 

確かに、赤ちゃんとして誕生したり、死を迎えて一生を終えたりという事象はあります。ただ、それは「命」そのものの生死ではなく、その「命」が宿った個体としての生と死。果てしない昔から「命」は存在し続けていて、これから先も永遠に存在し続けるのです。よって、今回の人生における「死」をゴールにすると生き方を間違える羽目になります。

 

なぜなら、今回の人生における「死」も1つの通過点であってゴールではない。ということは、私達が生きていく上で最も「長期」の視点を持つとするならば、目の付け所は《来世》になり、そこを目指しながら今回の人生における臨終や、その前にある老後、青壮年期、幼少期などの生き方を考えることになるのです。

 

人生の軌道修正しませんか?そのために仏教はあります!

 

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