ほんもんぶつりゅうしゅう
2019年05月17日
佛立アンバサダー コレイア日友師 5月ご奉公報告 第8回

去る3月3日午前2時16分、本門佛立宗第25世講有、本山宥清寺第66世住職、清風寺第4世住職、廣宣寺第5世住職、講尊・山内日開上人は法寿85歳をもって一期の化導を終えられ、寂光にお遷りになられました。

その本門佛立宗としての葬儀、「宗葬」が5月10日、執行され、前日となる本日18時から通夜の儀が奉修です。

一宗の総導師をお見送りする「宗葬」とは、全国の住職、事務局長、宗会議員を初めとする宗門要路の諸役員が、本山のご宝前に一同に参集して奉修させていただきます。

この度、妙不可思議の御計らいをいただき、昨年度から計画されていた佛立アンバサダーのご奉公日程と宗葬が重なり、ブラジル教区を代表してコレイア御導師が通夜・葬儀ともに参列できることとなりました。

2015年、山内日開上人は200万平方メートルの「ブラジル佛立聖地」に建立された高さ25メートルの法塔(終戦70年記念・世界で4つしかない広島市認証の「平和の鐘」)に向かい、ヘリコプターから開眼言上をされるという前代未聞のご奉公をしてくださいました。

ヘリコプターからのご奉公とは、大変なことだったと思います。

それぞれ様々な想いを抱きながら参列なさっていたと思いますが、特にコレイア御導師はそうした大きな御恩を感じながら参列になられていたはずです。

弔辞やお別れの辞で涙されている参列者の方々も多くおられました。

その後、コレイア御導師もご宝前に進み出られてお焼香されました。海外教区の全教講を代表してお焼香いただいているように感じました。

宗葬終了直後、新幹線のタイムリミットが迫り、慌ただしくお召し替えいただいて、仙台に向かわれました。お荷物が佛立教育専門学校の寮にあったため、本山から学寮まで自転車で風のように走ってゆかれました。

JRレールパスは新幹線ひかり限定。14時半に京都駅を出発して、19時過ぎに仙台に到着されました。移動時間は約5時間。

翌日からは東北南部布教区の第一日目のご奉公。多賀城の弘妙寺に朝参詣され、御法門激励・交流。

その後、仙台の妙法寺で御法門激励・交流。さらに、福島の佛立寺へお参詣、御法門激励、交流。さらに古川の福寿寺へお看経、御法門激励、交流です。

壮絶なご奉公ですー。

ありがとうございます。