ほんもんぶつりゅうしゅう
2014年12月10日
本山奉仕(弘通担当者の部)
去る平成26年11月22日から24日までの3日間、平成26年度第1回・通算211回目の本山奉仕「弘通担当者の部」が開催され、全国の布教区代表者男性18名、女性9名の総勢27名が加行した。

 初日の22日は午後1時半より本山講堂にてオリエンテーリングの後、本堂に移動して本山宥清寺の沿革や本堂・御宝蔵等の説明をいただいた。その後、庫裡にて行道作法の説明を受け、本堂にて開行式。

 開行式では御看経の後、御講有の御訓示(小野山本山執事長が代読)、本山や本庁役員の挨拶をいただき加行者一同も身の引き締まるような面持ちで本山奉仕をスタート。開行式後は庫裡に下がるも再び本堂に昇堂し、1時間の夕看経をさせていただいた。

 夕食後、午後6時より8時まで岡居弘通部長より「佛立開花運動の進め方」という演題でパワー・ポイントを使った講義を受講。講義の後半は2日目午前中の下種結縁運動に関する指導を受けた。
2日目午前中の講義は実技「下種結縁運動の実践」。4班が班ごとに本山周辺を区域分けして下種結縁を実践した。弘通局員も各班に分かれて加行者と一緒に各々20冊のリーフレットを手に本山を出発。不安そうな顔で山門を出発し、およそ1時間半に渡り戸別訪問型の結縁運動を実践した。

 近くの小学校で地区の行事が開催されていたこともあり留守宅もあったが、加行者一同は晴々した顔で結縁を終えて帰山。本堂にてお礼の御看経と結縁運動の感想を発表して終了した。

 午後1時からマイクロバスにて佛立霊地と開講聖地の参詣。その後、誕生寺にて講尊梶本日裔上人の特別講義「本山中心信仰の確立」を聴講させていただいた。講尊上人がご高齢にも関わらず凛として、大変熱のこもった講義をされるお姿に一同深く感銘を受け、本山へと帰山した。

 午後6時より第4支庁静岡布教区正晨寺御住職、丸山日印師より特別講義「青春のタペストリー・和歌の作り方」を拝聴。ユーモア一杯の講義に加行者一同笑いながらの楽しい講義となり、それぞれ自作の短歌を作成した。

 最終日の3日目は、朝参詣後に本堂で御講有とご一緒に記念撮影。朝食後は植田弘通局長による最終講義「弘通担当の事務局幹部としてのご奉公」を聴講した。身・命・財にわたる幹部のご奉公姿勢をご講義いただき、これまでのご奉公を見直す機会をいただく内容で、時の経つのも忘れ熱心に耳を傾けた。

 講義終了後、加行者は二泊三日の本山奉仕の感想文を書き、続いて閉行式。奉仕長以下27名に勤行証が授与され、植田弘通局長の講評、本山事務局長奥順作氏の挨拶をいただき3日間の本山奉仕は無事終了した。