ほんもんぶつりゅうしゅう
2019年07月01日
2泊3日で本山奉仕 足かけ4年の準備経て 第5支庁 東京中央布教区
東京中央布教区では、去る5月3日から2泊3日で本山奉仕会を開催いたしました。青年会員の「本山奉仕を増やして欲しい」との要望に応えるべく、足かけ4年、入念に準備して開催されました。加行者は合計24名。最年少12歳、最高齢75歳と幅広い年代が集まりました。
1日目、開行式後、夕看経から早速、隊列を組んでの昇堂。言葉はなく、引磬(いんきん)のみの指示に加行者一同、戸惑いを隠せません。
夕食後、佛立教育専門学校法要式担当の布教区次長・蓑田清文師をお迎えし「お給仕講座」を拝聴いたしました。先生の「お給仕はお敬いが大切。お敬いが人を救う菩薩心に繋がる」とのお言葉に身の引き締まる思いがしました。
2日目、5時半起床。班毎に本堂の畳を清掃し、本山御教務や学生師のお給仕を拝見いたしました。この日は由緒寺院の誕生寺、長松寺、また開講聖地にお参詣し、開導聖人当時に想いを馳せました。2日目も終わる頃には昇堂にも慣れ、班員同士の会話も弾み、本山奉仕の熱気がますます高まりました。
最終日、最初は不安と戸惑いがあった加行者も、清掃、昇堂、お看経と、初日とは見違えるようになりました。加藤日感布教区長には「令和初の本山奉仕。それも布教区だけでの実施。本当にありがたい機会です」とご挨拶いただきました。
苦楽を共にした信友、本山での貴重な体験、それらは全てご弘通の糧となる、と確信いたしました。この功徳を以て東京中央布教区、より一層のご弘通発展をお誓い申し上げます。(布教区教養部)