ほんもんぶつりゅうしゅう
2021年02月01日
11支庁・大法寺 高祖会に併せて 三大記念法要を無事に奉修 高祖ご降誕800年・創立90周年・日恩上人御13回忌
第11支庁・神戸大法寺(住職・青木日斯師)では、新型コロナウイルス感染拡大の第3波の影響が心配される中、3年前に決められた奉修日の予定通り、昨年11月29日、高祖会に併せて三大記念法要(高祖ご降誕800年慶讃・大法寺創立90周年・先住権大僧正日恩上人御13回忌)を、大本寺清風寺第5世西村日要師ご親修のもと、初冬とは思えない穏やかな好天に恵まれて、無事に奉修させていただきました。
高祖ご降誕800年慶讃ご奉公を勝縁に、大法寺創立90周年と先住権大僧正日恩上人御13回忌報恩ご奉公として始まった本堂御宝前御荘厳大改修も立派に成就した本堂に参詣者の大梵音声が響き渡りました。
御内陣横に設けられた、慎ましい中に落ち着きのある祭壇には先住御導師の御写真。信者一同に一分の報恩謝徳のできた喜びでお焼香させていただきました。
御会式は、万全のコロナ対策の1つの成果としてライブ配信される中、始まりました。
他寺院からの参詣は限定2名でお願いし、随伴参詣の清風寺さんからは限定なく、来賓縁故参詣含めて24名でした。特に有難かったことは、18世御講有日地上人の奥様、西村宣子様が97歳というご高齢をおして西村栄子様と共にご参詣いただいたことです。
第2部式典では、
①随喜状贈呈 積立ご有志奉納者190名(寺内153名、他寺37名)
②『恩徳』拝受 授与者寺内7名、他寺院2名
③感謝状・記念品贈呈
○総括責任者 
1級建築士 寺尾隆博氏(廣宣寺局長)
○(有)團上工務店
社長 團上和孝氏(廣宣寺信徒)
○(株)オーズ
社長 大庭 誠氏(廣宣寺信徒)
が行われました。
奉修御導師は御法門で、今日までの大法寺教講のご奉公の功徳を讃えられるとともに「それは先住日恩上人の迷わず、ぶれることのない『信心』のたまもので、それを護り通したればこそ今日があるのです。しかし、また今、日恩上人がお出ましになられたら、こんな時(コロナ禍にあるご弘通不振の時)こそ御法を信じ、御題目を唱えることが大事。何を迷うことがあるのかとお叱りさえも受けるような、そんな気もいたします」と《くるしみはおのれにありて人しらず なにも迷ふが故にこそあれ》の御教歌でお折伏くだされました。
なお最後に、当住より御礼の挨拶があり、無始已来の言上をもって一座御会式を無事に終了させていただきました。