ほんもんぶつりゅうしゅう
2016年02月02日
穏やかな天候に恵まれ、本山・四箇道場へ元旦参詣
今年の元旦は全国的に穏やかな天候に恵まれ、京都、滋賀、大阪の各府県に所在する本山始め宗門の由緒寺院(四箇道場)では、関西地方を中心とした各寺院から、団参や個人による初詣の参詣があり、お正月らしい賑やかな光景となった。


[本山宥清寺] 

 本山宥清寺では、大晦日の前年12月31日午後11時から、除夜法要が営まれ、午前零時になり新年を迎えると、引き続き元旦参詣が営まれて500余名が深夜の本山に詣でた。元旦の朝は、午前9時ごろから続々と初詣のご信者が詰めかけ、18ヵ寺院から団参450名。天候に恵まれ大幅に個人参詣も増加し、3ヵ日で個人参詣が2550名もあり、昨年より500名も参詣が増え、除夜法要を含めると3500名が新年を本山で祝った。

[大津佛立寺]

 滋賀県大津にある佛立宗最初道場の佛立寺では、大正時代から元旦に詣でたご信者方には甘酒のご供養をされており、本年も、その場でいただく方以外に、持ち帰り用の容器持参の方にもふるまわれていた。佛立寺へは、15ヵ寺院から430名の団参と個人参詣が330人。寺内参詣440人・ご奉公者120名を含め約1200名の参詣があり、昨年に比べ大幅な増となった。

[誕生寺]

 京都市内にある開導日扇聖人御誕生地道場の誕生寺では、本年より開導聖人ご生誕200年の慶讃法要参詣が始まることから、8月完工を目指して本堂の改装工事が始まっており、佛立教育専門学校近くに設けられた仮本堂での元旦参詣となった。5ヵ寺院から84名の団参があり、個人参詣と寺内参詣も含めると157人の参詣であった。

[長松寺]

 京都市内にある宥清寺奥ノ院の長松寺には、元旦からの3ヵ日で、15ヵ寺院から計141人が詣でた。参詣のご信者方は、開導聖人の数々のご愛用のご遺品を拝見しながら、いにしえの京都の風情を楽しまれていた。

[義天寺]

 大阪府守口市にある開導日扇聖人御遷化地道場の義天寺では、6ヵ寺院から214名の団参と個人参詣200名。寺内参詣とご奉公者を合わせて714名が新年を祝った。