ほんもんぶつりゅうしゅう
2021年01月01日
佛立青年教務会の活動を報告します コロナ禍で全国助行休止中 過去のご奉公を振り返る こちらが逆に激励される拙い導師役にも良き思い出
ありがとうございます。
私は熊本長薫寺でご奉公させていただいている日高良初と申します。青年教務会では第26期にて財務のご奉公をさせていただきました。
これまで、全国助行ご奉公の機会をたくさんいただき、九州を始め全国の寺院・教会、別院、ご信者宅へとお助行に行かせていただき、教務としての自覚や使命、ご奉公の進め方などたくさんの事を学ばせていただきました。
そのご奉公の中で、いつも感じることは、私たち青教がご奉公に伺うとご信者の皆様が本当に喜んで迎えていただき、激励のつもりが逆に私たち青教を激励していただくような思いを与えていただいたことです。その分際ではありませんが、青教本部役員としてもご奉公させていただく機会を頂戴し、皆さんのご協力をいただきながら何とか役務を終えることもできました。
全国助行を振り返り、思い出は数多くありますが、その中で1番緊張したのは導師を務めさせていただいた時です。それは卒業するまで変わることはありませんでした。
普段一緒にご奉公させていただく機会の少ない他支部の会員やご信者の皆様、そして迎えていただいた寺院の御住職やお教務師の居られる中で導師を務めさせていただく事は勿体無いことではありますが、避けて通れるものなら通りたいという心境でした。
その思いは皆さん少なからず同じだとは思いますが、根が小心者の私は毎回ドキドキし、逃げ出したくなる思いになりました。つたない導師役であったこととは存じますが、今ではそれも良い思い出であります。そのようなご奉公経験ができたのも青年教務会のおかげだと感じております。
私たち教務にとって導師をさせていただく機会は多くありますし、ご信者に指導する立場でもあります。不慣れなご信者に対し、様々な角度から教えて、できるようになっていただきたい。そして、また他のご信者に伝えてもらいたい。そうした教務としてお役に立てるご奉公が何とかできているのも青教会員であったからこそ、また全国助行というご奉公に参加させていただけたからこそと感謝致しております。
現在、コロナ禍によって全国助行も休止されておりますが、青教会員の大事なご奉公となる全国助行早期再開を願い、自坊にて青教の皆さんをお待ち申しあげたいと思います。
ありがとうございました。    合掌  (熊本・長薫寺所属 日高良初)