ほんもんぶつりゅうしゅう
2021年07月01日
門祖会 乗泉寺巡教に併せて 権大僧正日智上人の第一周忌を厳修
第5支庁・東京信泉寺第5世住職、乗泉寺先住、第7支庁・気仙沼清護寺第2世、仙台妙法寺第2世、一関一乗寺第3世住職、権大僧正・川口日智上人の第一周忌が6月6日10時半より、信泉寺に於いて門祖会・乗泉寺巡教に併せて大本寺住職・永江日盡師導師のもと厳修された。
 本堂へは、新型コロナ感染対策のためソーシャルディスタンスを取り、乗泉寺巡教の参詣当番である第1ブロック(渋谷、港、新宿)の参詣団と、日智上人のご親族、寺内幹部が入堂し、所属信徒参詣者は本堂向かいの会館でリモート参詣となった。
 無始已来、如来滅後、勧請、門祖会奉修言上に続き、信慈院日智上人第一周忌が言上され、永江日盡導師(祭壇)、出座教務・遺弟(回し焼香)、信泉寺事務局長・川崎浩司(ひろし)(祭壇)、日智上人ご後室・川口君子様(祭壇)、日智上人ご親族(回し焼香)、奉修導師ご内室・永江初子様(祭壇)、乗泉寺信徒代表・鉾木康夫様(祭壇)、止め焼香遺弟代表・川口順学師が焼香された。
 一座法要お看経、宗歌斉唱の後、川崎事務局長は「昨年6月19日に日智上人がご遷化になられ、先々どうなるのか一時は途方に暮れる状態でありましたが、大本山御住職のお慈悲とご教導により、今日こうして日智上人の一周忌を無事執行させていただくことができ、本当に有難い限りです。
 お蔭様で報恩教化も、今日まで11戸成就させていただき、すでに昨年1年間の成就数に並びました。今後は更に信心改良に努め、今年の誓願目標である25戸成就に向けて、益々精進させていただく所存です」と挨拶を述べられた。
 御法門台に立たれた永江日盡師は『怠りの魔軍を責て弘むべし まけてはならぬ祖師の御味方』との御教歌で「お祖師さまの流れを汲むお互いは、お祖師さまのお味方として、ご弘通・教化を怠っては大変です。その怠りを責め、打ち破って、教化・折伏の菩薩行に邁進させていただくことが大切と、ご信者の心構えを説かれた御教歌です」と御法門をお説きになった。