ほんもんぶつりゅうしゅう
2018年04月01日
弘通誓願立誓式を執り行う  教化誓願386戸を立誓する
北大阪布教区(布教区長・鈴木昌光師)では、去る2月12日、本成寺(住職・泉恒健師)を会場に、本年度の布教区弘通誓願立誓式が執り行われた。
 午前10時からお看経が始まり、その中で、布教区管内13ヵ寺の弘通誓願が、それぞれの寺院の局長から御宝前に言上され、続いて管内各寺院の教養会を代表して、布教区連絡会の4会の代表から弘通誓願を言上。各寺院の誓願をまとめて教化誓願386戸、増加誓願179戸、助行誓願96,735回が立誓された。
 10時45分から2部式典に入り、鈴木布教区長からの挨拶、昨年度の弘通誓願達成寺院である本成寺、義天寺、宣法寺、光清寺、日風寺の5ヵ寺に随喜状が授与され、続いて布教区薫化会PRビデオが放映され、次へ続く子供達への法灯相続と布教区各種行事への応援参加と、本年11月18日に行われる妙光寺での布教区ファミリー大会への参詣を呼びかけた。
続いて「本門佛立宗アプリ」の使い方を布教区参与・高橋淨徳師に映像を使い紹介いただいた。
 引き続き、教務局長・名古屋上行寺住職・小西日演師より本年度の宗務方針「世にともしびを 人にやすらぎを 教化・法灯相続 つづれ織り運動」についての講話と激励をいただいた。
その中で「今、宗教・葬儀・墓ばなれする人が多い中、なぜ信心が必要なのかをしっかり言える人、言い切れる人にならなければならない。そしてエンディングノートにちゃんと書き止めておくことが大事です。
どうして信心が必要なのか。仏様は『信心をしている者は一の矢は受けるが、二の矢三の矢は受けない』とおっしゃった。佛立信者といえども病気やケガ、不慮の諸難はあるもの。しかし佛立信者はご祈願やお助行をしていただき、脱線しかけたら仏様のみ教えのさしがね(定規)があるので、改良してみ教えの線に戻す事ができ、二の矢三の矢を受けずにご利益をいただくことができる。
世間の人はそうはいきません。だから信心は有難い。しっかりご信心の大事を言い切り、伝えて罪障を積みませんように」と激励いただいた。
 立誓式後には、管内各寺院の住職・局長・弘通部長・教養各会連絡会の会長による布教区総会が開催され、小西局長にも臨席いただき、出席者から出された質問にお答えいただいた。
 当日は、大変厳しい寒さであったが、晴天のお計らいの中、管内13ヵ寺397名目標のところ428名の参詣があった。