ほんもんぶつりゅうしゅう
2020年04月01日
弘通促進決起大会を開催する 吉田弘通局長より講演をいただく
去る2月8日、第2支庁・南大阪布教区・本光寺(住職・高橋日瑛師)におきまして、令和2年度南大阪布教区行事として、弘通促進決起大会が開催されました。当日は管内から教講合わせて223名ものご参加をいただき、法要中に管内各寺院弘通部長が布教区長の前で今年度教化誓願を立誓させていただきました。
本年は高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃「教化・法灯相続つづれ織り運動」の3年目のご奉公にあたります。決起大会では宗務本庁弘通局局長・吉田日景師より「高祖ご降誕800年のご奉公で飛躍するために」をテーマにご講演を賜りました。
吉田御導師からは、ご降誕800年をお祝いする5ヵ年のご奉公の3年目をどのようにご奉公させていただくべきかをお教えいただきました。
慶讃ご奉公への取り組み方については、寺内の空気や、ご信者のご奉公への思いを前向きにさせていただくために、今しかこの慶讃ご奉公はできないこと、各々が思い出となるご奉公であることをお伝えいただきました。
また、タテ糸の信行相続とヨコ糸のお教化を着実に進めるため、宗門の弘通方針である「八(ハチ)○○(マルマル)の三本の矢」をしっかりと実践させていただくことを教えていただきました。
第一の矢「教化誓願達成に全力投球」では、お教化を必ずさせていただくと決定するご信者を育成し、5ヵ年の誓願を早期に達成し、さらなるご奉公へと進むこと。第二の矢「教務員および学徒を育てる」では教務員増加、そして学徒の育成が確実にお寺の発展につながること。第三の矢「薫化会活動の充実」では、現在そして未来に向けた青少年の育成を、お寺全体で取り組み、信行相続につなげることを、丁寧にお伝えいただきました。
その中で、ご自坊のご利益談のお話がありました。お教化の種がなかなか見つからない中で、教化成就のための百本祈願をなさったご信者が、3戸の教化成就のご利益をいただかれたとの内容で、佛立信心の根幹であるご弘通第一の御題目口唱が確かに実を結ぶことをお教えくださいました。
最後に、本年度の青少年の一座や、令和3年度の支庁・布教区での慶讃法要についてふれていただき、参加者一同が、より一層、慶讃ご奉公への思いを強くさせていただく決起大会となりました。(内田承実 記)