ほんもんぶつりゅうしゅう
2020年05月01日
佛立青年教務会の活動を報告します
第7支部の秋田・岩手・宮城の6カ寺院を全国助行
 全て不思議な縁で繋がる有難いご奉公と随喜感得

ありがとうございます。
去る2月18日から20日までの3日間、第7支庁において佛立青年教務会全国助行が行われました。東北の北部と南部の2班に分かれて全10師が参加。私は北部班として秋田県、岩手県、宮城県の6ヵ寺院にお助行に回らせていただきました。
私は四国で生まれ育ちましたが、大学時代は青森県で過ごしておりました。この度、東北に行かせていただき、改めて雪深い東北の地でのご弘通ご奉公の厳しさを教わりました。
お助行に回らせていただいた各寺院・ご信者宅での不思議な出会いや、大学時代にお世話になった御導師やご信者さんとの嬉しい再会、「本当にご縁は有難い! 不思議だ!」と、幾度となく感銘を受けた全国助行でした。
特に、2日目にお参詣させていただいた釜石慈念寺の宮古別院では、別院を半世紀に亘って護持されているご信者さんのご利益談を聞かせいただきました。そして、私たちがお参詣させていただいた2月19日、ちょうどこの日が、そのご信者さんの亡くなられたご主人の祥月ご命日でありました。一同、驚き、そして長きにわたって別院を護持なされている功徳の深さ、有難さの一端ではありますが、感得させていただき、深く随喜をさせていただきました。
急遽、予定を変更し、そのご信者さんのご自宅にお伺いし、わずかな時間でしたが、ご回向のお看経をさせていただきました。「これでこそ、全国助行なんです!」と、ある御講師が仰っているのをお聞きし、本当に有難いご奉公だと随喜をさせていただいた次第でございます。
行く先、行く先での出会い、お聞きしたお話、その全てが不思議なご縁で繋がっていて、驚きと感動、そしてこうしたご縁を大切にするためにも、お助行にご弘通ご奉公に気張らせていただかなければならないと感じた全国助行でした。ありがとうございます。
(高松・妙泉寺所属 丸山淳啓)