ほんもんぶつりゅうしゅう
2015年03月02日
第5支庁 第4世講有日教上人御墓前式 併せて「佛立開花運動推進大会」を開催
冬晴れの去る1月14日、関東根本道場・清雄寺に於いて、佛立第4世講有日教上人御墓前式併せて、第5支庁「佛立開導日扇聖人ご生誕200年慶讃・佛立開花運動推進大会」が開催された。

 第1部は御墓前が講尊小山日誠上人導師のもと厳修され、支庁長・川手日成師が平成26年度弘通報告を、管内各布教区長より平成27年度布教区弘通誓願(合計972個)が言上され、各寺院代表が誓願書を御宝前に奉呈した。

 宗歌斉唱に続き、講尊日誠上人の御法門では「戦後70年を迎え、日本の国が絶対に今後、戦争を起こさない。人の命の大切なことを説かれた仏さま、立正安国を説かれたお祖師さまの弟子信者として、不戦のお誓いをしていただきたいと念じつつ戦争の体験をお話させていただきます」とお述べになられ、昭和20年3月10日の東京大空襲で清雄寺本堂が焼失する中、日幹上人方と共に御本尊・御尊像をお供して避難された13歳の出来事を語られた。御講尊は最後に「戦争は駄目だ、もう絶対にしてはならないと念じつつ、戦争で亡くなられた方々のご回向をさせていただいております」と仰せになり『苦しみの海にしづむと見えつるも 御法の浪にうかぶ諸人』の御教歌をいただかれた。

 第2部は墨田リバーサイドホールに移り、開花運動推進大会を開催。川手日成支庁長より開会のことば、木村日覚宗務総長の挨拶に続き、本庁弘通局長・植田日事師より「ニコニコ開花運動のすすめ」と題して「佛立開化運動について」講演を賜った。「ご利益の喜びを感得する信者を増やす運動」のネライについて話され最後に「お教化、正宗徒増加、役中後継者養成の3つの咲かせるべき花に共通したキーワードは、他でもない。喜びに違いないのです。開花運動も困難なこと、辛いこともあるでしょう。けれどもご奉公させていただいて乗り越えた時に、開導聖人に楽しかったですと申し上げることができるように、ご奉公させていただこうではありませんか」と話された。

 続いて、東京中央布教区・白木嘉範氏、東京房総布教区・森秀樹氏の信行体験談の発表があり、宗務副総長・植松常二郎の乾杯の後、太田信充次長の閉会の言葉で大会は終了した。