ほんもんぶつりゅうしゅう
2017年07月01日
第9支庁四国布教区 2日間にわたり壮年会研修会 街頭でのチラシ配布 結縁運動を体験
5月20日・21日の2日間にわたり、高松妙泉寺にて恒例の壮年会研修会が行われました。第20回を数える今年の研修会は、会場寺院の希望を主体にプログラムを組みました。当日は2日間共に晴天のお計らいをいただき、27名の参加者となりました。
 1日目は午前11時に妙泉寺住職・小野山日鷲師の唱導のもと、開会式が始まりました。お看経の後、各代表あいさつがあり、続いて小野山淳鷲師より講習をいただきました。講習は、今回のテーマである「結縁の可能性にチャレンジ!」。
 本門佛立宗とは何ですか、と宗外者に問われた時に、どう説明するかという講習でした。実際に聞かれると説明に戸惑う方も少なくなく、まずは思い浮かぶ単語だけを考えるよう課題が与えられました。そこまででちょうど昼食タイムとなり、婦人会に準備していただいた御供養をおいしく頂戴しました。
 昼食後、午前中の続きで発表をし、講習のまとめとして、手短かに本門佛立宗を説明できるようにしました。
 今回は2日目の10時30分よりリレーフォーライフジャパンという、世界中で活動している「ガン患者やその家族を支援しているボランティア団体」の方をお招きし、宗外者にも声を掛けて、ご自身の闘病体験談をお寺で拝聴しようという企画です。その企画案内というかたちで、1日目の講習後にチラシ配りを行いました。6つの班に分かれ、街頭に出ての結縁活動です。
 街頭でのチラシ配りは 予想以上に勇気やコツが必要でした。年配の方々が一生懸命頑張ってくださり、たくさんのチラシを配る事ができました。お寺に戻ってからは、夕看経で結縁ご奉公の御礼言上をしていただき熱唱を捧げました。
 そのあと、ホテルに移動しました。しばし休憩の後、夕食懇親会をホテルの近くの居酒屋で行いました。食事をいただきながら、各自、自己紹介とチラシ配りの感想発表などをしていただきました。お酒をいただきながらの懇親発表はとても活発で、大盛り上がりとなり、楽しい一時となりました。
 2日目は、朝参詣の最後に担当主事の岩本日雪師より御法門を聴聞させていただきました。若い時に列車に車ごと跳ねられても大きな怪我も無く、それを機に転職されたご信者がすべて父親のご信心のおかげと感得され、今も元気にお寺の修復奉仕などをする熱心な信者さんのお話が強く心に残りました。
 その後、リレーフォーライフジャパンの時森由佳氏による講演を行いました。「生きるを語る~ガンになっても〃自分らしく〃生きるために~」をテーマに、チラシ配りの成果もあって宗外者25名の参加、そして婦人会・青薫化会の参加もあり、大成功となりました。
 ガンは、二人に一人がなる病気ということで人ごとではありません。この団体の方々は、人を支援して自分に勇気をいただくということで、その点では、本門佛立宗の菩薩行に通じるところがあるなと思いました。
 その後、婦人会の方々に準備していただいた昼食御供養をいただきました。昼食後、閉会式、記念写真となりました。今回の研修会が予定通り行うことができたのも御導師方、各寺院の役員の方、婦人会の方、青薫化会の方、壮年会の皆さんのおかげです。ありがとうございました。            合掌
(布教区壮年会連絡協議会会長・木戸岡巧記顕本寺所属)