ほんもんぶつりゅうしゅう
2016年09月01日
兵庫・廣宣寺「日開上人帰山祝賀会」を開催 —遺嘱伝承の翌日には帰山式を—
講尊日開上人は7月2日、本山での遺嘱伝承の儀式に臨まれ、佛立第25世講有として一期4年のご奉公を成就されました。

 翌3日には大勢の廣宣寺教講が拍手でお迎えする中、日開上人ご夫妻を先頭に、前本山執事長・小野山日住師、本山局長奥順作氏が後に続き昇堂、御礼のお看経後、奥局長の御挨拶、講尊日開上人の御礼のお言葉があり、帰山式を無事に終了いたしました。

 この4年間を振り返りますと、私共の所属するお寺の御導師が、講有位に晋位された喜びと、本堂の導師座に日開上人がおいでにならない寂しさの入り混じった複雑な4年間であったように思います。帰山を心待ちにしていた廣宣寺教講にとりまして、日開上人が法体ご健勝でお帰りになり、御教導いただける事は、この上ない喜びでございます。

 また、7月23日には寺内信徒による心尽くしの帰山祝賀会が開催され、本堂にてお看経の後、本堂一階ロビーで祝宴が始まりました。

 峯山曻局長あいさつの後、山内修平君と山内美紗子ちゃんからの花束贈呈があり、御講尊ご夫妻は、相好を崩してお受け取りになりました。続いて山内良鷲師の力強い乾杯の発声で会食。歓談の中、プロ歌手(村尾あい)ピアノ演奏(小畦絵美)に合わせて参加者全員との懐かしい「昭和の歌」の合唱で盛り上がり、上人ご夫妻も楽しげに口ずさまれていました。

 次に、4年間、日開上人の随身としてご奉公された池本良説師から御講有としてのご奉公の記録をスライドでユーモアを交え、解説されました。これには、ご夫妻にとってサプライズとなり、思い出を懐かしむように観ておられました。

 参加者も御講有としてのご奉公ぶりを改めて知る良い機会となり、楽しいひと時を共に過ごす事ができました。

(廣宣寺事務局 記)