ほんもんぶつりゅうしゅう
2014年08月01日
東京中央布教区「弘通促進大会」
去る6月22日、東京中央布教区弘通促進大会が大塚・遠妙寺を会場に開催されました。教務・ご信者合わせて300名を超える参加者に、会場はかなりの盛り上がりを見せました。第一部は、宗務総長・遠妙寺住職・木村日覚師導師の下、お看経と昨年度の弘通表彰が行われました。
 今回のテーマは「法灯相続」ということで、第二部では法灯相続に繋がる信行体験談を、代表4名の方々とそのご家族にお話いただきました。ご回向の大事さに気づき信心改良に繋がった方、信友との出会いで信心増進ができた方、自らが入信を果たされ家族全員でご奉公に励まれている方、親からの思いを子や孫に伝えていった方など、それぞれに深い思いを込められての発表に、会場全体が時には感動し、笑い涙する一幕もありました。
 さらに、法灯相続に繋がるものとして「エンディングノート」の紹介も行われました。残された家族や友人たちにとって、葬儀やその後のご回向の際に役立つツールとなるのがエンディングノートの基本的な使い方、考え方です。しかしそれだけでなく、自らの信心を省みて、自分と信心との関わり方を再考するためにも用いてほしい、との見解が示されました。
 最後に木村日覚師より総評を頂戴したところ、エンディングノートが実際に法灯相続に役立った体験談例をご発表いただき、会場は更に盛り上がりを見せました。
 多数の参詣の中、貴重な体験談を数多く聞くことのできた今回の促進大会は、短い時間ながら内容の濃い充実した大会となりました。今回の大会の熱気を核として、佛立開花運動を布教区全体で強力に推進し、誓願達成に向けて尚一層盛り上げていきたいと考えております。

(布教区広報部記)