2017年11月01日

佛立開化運動5ヵ年誓願必成に向けて                      広報局局長 永江日盡

『野球でホームランがおもしろい。打った瞬間、「ホームランだ」とわかる特大のホームランもある。最後まで全力疾走せねばならないランニング・ホーマーもある。あるいは途中でホームランとわかるものもある。
わたしは、人生というものを、この第三のホームランのように生きられるといいな…と思っている。すなわち、最初はホームランとは思えずに、全力疾走で1塁ベースを回る。そして、2塁ベース付近でホームランとわかり、あとは3塁ベースをゆっくりと回る。
最後は、自分がホーム・ベースを踏めば得点になることがわかっているので、喜びをもって3塁ベースからホーム・ベースに走るのだ。できれば、それで試合が終了するサヨナラ・ホーマーであるといい。
1塁ベースを駆け抜けるころは、人生の青春時代であった。わたし自身、まだそのころは宗教を持っていなかった。だから、がむしゃらに全力疾走で生きてきた。人生は頑張りだと思っていた。
2塁ベース近くの中年になって、わたしの場合は仏教と出合った。ホームランだとわかったわけだ。ゆっくりと走っても、必ずホーム・ベースを踏める。ホーム・ベースは寂光、すなわちほとけの国だ。しかし、まだ全力疾走の癖が抜け切れないので、ペースは速めである。とはいえ、必ず寂光に往けることがわかっているから、こころは非常に楽だ。だんだんと残り少なくなる人生を、ゆったりと生きたい。
3塁ベースを回った老年になると、あとは喜びをかみしめながら生きたい。それがわたしの夢である。』
この文章は、読売新聞社から発行された「ホームラン的人生、楽なこころで本塁へ」という、ひろさちやさんの書かれたものです。
ホームランといえば、先日、高校野球で歴代最多とされる通算111本塁打を放った早稲田実の清宮幸太郎選手が、プロ野球志望を明らかにしました。野球ファンにとっては、また一つ大きな楽しみが増えました。
さて、私たち信者にとって最高のご奉公・ホームランは、人さまのためにという菩薩行、教化をさせていただくことです。
佛立開導日扇聖人ご生誕200年をお祝いするための報恩教化は成就させていただけたでしょうか。
これまでに成就された方は、さらにもう1戸、まだ成就できていない方は、なにがなんでも1戸は、と強い信力を起こして「佛立開花運動」が締め切られる11月30日までに、報恩教化を成就させていただきましょう。
平成25年から進められてきた「佛立開花運動」5ヵ年間を振りかえって、「私はしっかりとご奉公させていただいた」と、胸を張って言えるでしょうか。
今日からでも遅くはありません。まだ30日もあります。
報恩ご奉公の最後の月・11月の教化は、9回裏ツーアウトからの逆転満塁サヨナラ・ホームランのように、今までどの教化よりも、感動的・思い出に残る教化になることまちがいありません。ぐずぐずと、尻込みしている場合ではありません。
この最後の30日を非常時と受けとめ、今一度「たがいにすすめはげまして」、ただひたすらに御法大事、ご弘通第一と、教化運動にはげんでください。「祈りて祈りの叶はぬことあるべからず」とのおはからいがきっといただけ、佛立開導日扇聖人ご生誕200年慶讃ご奉公という大事な大事な責任を果たすことができ、大功徳を成ずることもできます。
自分を幸福にするものは教化のご奉公にあり、と最後まであきらめることなく、つとめはげんでください。

開導聖人御教歌
ゆけるだけ ゆけとてすゝむ 信行に ゆかれぬ様に ならぬ御利益