2020年09月01日

各国の佛立教講への励ましのメッセージ イタリア・スリランカ教区長 福岡日雙師

福岡日雙師は、イタリア・スリランカをはじめかつて布教活動で訪れた諸外国(米国・ブラジル・ネパール・インド等)の佛立教講にコロナウイルス感染の厄難がいまだ終息しない中、励ましとご祈願のあり方をEメール等を通して発信し続けています。師が最近送られた英文によるメッセージを日本文にしてご紹介します。

 吾が祖師 日蓮聖人
 私たち佛立教講にとっての宗祖、日蓮聖人の御名、「日蓮」の「日」は太陽、「蓮」は、はすの花。
 太陽の光はすべてのものを平等に照らし、育んでくれます。蓮は池の濁りにも染まらず清らかな花を咲かせます。「日蓮」という御名は、末法(まっぽう)濁世(じょくせ)に妙法を伝え弘められたお方にまことにふさわしいといえましょう。
 法華経の第二十一章、「如来神力品」に「日月の光明のよく諸(もろもろ)の幽冥を除くが如く、この人、世間に行じて、よく衆生の闇を滅し、無量の菩薩をして一乗に住せしめん」と説かれています。
 意訳してみます。
 「太陽や月の光が一切のものを照らし出し、翳(かげ)りを取り除いてくれるように、この人はこの世に出現して妙法を人々に説き持たしめ、人々の心の中に巣くう罪業の闇を払いのけ、人々をして一仏乗という、法華経に説かれた究極の仏道へと導くことであろう。」
 では「この人」とはいったいどなたのことでしょうか。それは太陽と蓮の花の如き徳を備えられた日蓮聖人をおいて他にはおられません。
 ある植物学者が、その著書の中で「蓮の葉は、できるだけ太陽光線を受けようとする習性がある」と書いています。
 私たち佛立教講を蓮の葉にたとえるなら、日蓮聖人は太陽光線です。お互いに蓮の葉の如き恋慕(れんぼ)渇仰(かつごう)の想いを日蓮聖人にたいして懐きつつ信行に励み、ご加護を蒙らせていただきましょう。
 日蓮聖人から授けられた上行所伝の御題目という清らかな光明はコロナウイルスという悪鬼悪魔をも払い除けてくださる大法です。お互いに異体同心で口唱信行に励み、励まし合って厄難を乗り越えましょう。