ほんもんぶつりゅうしゅう
2015年08月01日
第212回「本山奉仕」婦人の部を実施
6月9日から11日の2泊3日、全国から53名の佛立婦人が本山に集い、晴天の中、平成27年度第1回・通算212回目の本山奉仕「婦人の部」が開催された。

〔1日目〕
午後1時半、本山に集合した加行者はオリエンテーリングの後、本山御宝前と御宝蔵の説明を受け、庫裡に移動。行道の所作や心構えを教えていただき開行式に臨んだ。開行式では開会のお看経の後、講有上人のご訓示を賜り、植田日事弘通局長、本山・奥局長の挨拶をいただいた後、奉仕長・森貴代姉(5支・唱題寺)が宣誓し、本山奉仕が始まった。夕看経、夕食の後、午後6時から遠妙寺信徒で毎日新聞論説委員、またテレビのコメンテーター等で活躍されている福本容子姉より『変わる家族と女性の役割』の講義を受けた。

〔2日目〕
朝5時半起床。洗面、そして本堂の畳・板張りを雑巾・箒にて清掃の後、晨朝勤行に出仕した。2日目最初のプログラムは、植田弘通局長より「婦人会のリーダーとして」の講義を受けた。続いて講有上人にお出ましいただき「講有上人にナンデモ伺える1時間」と題して、加行者からの「法灯相続は、どのようにご奉公させていただけばよいのか」「どうすればお役の交代がスムーズにいくでしょうか」「本来の御講のあり方についてお教えください」「友人に一歩踏み込んだご信心の事を話し出す方法を教えてください」等の質問に、猊下より親しく丁寧にご教示賜った。午後は2台のマイクロバスで、佛立霊地、開講聖地、由緒寺院・誕生寺へと参詣。誕生寺では梶本講尊上人と記念写真を撮らせていただいた後、ご講話「本山中心信仰について」を拝聴させていただいた。夕看経、夕食後は、岡居日実弘通部長より「下種結縁運動の進め方」の講義を受け、3日目に企画された「下種結縁運動実践」について説明を受けた。服装、配布物、所作振る舞い、インターフォンの押し方、表情に至るまで細部にわたる注意点を教えていただいた。

〔3日目〕
早朝から本堂と庫裡の清掃を加行し晨朝勤行に参詣。朝食後、いよいよ本山奉仕最後のプログラム「下種結縁運動実践」。加行者に弘通局役員が加わり、宗名の入った襷を掛け、前日にメッセージと名前を書き入れたリーフレットを持って、本山周辺の住宅1軒1軒に訪問型の下種結縁ご奉公を体験。1軒目2軒目こそ緊張の表情が見られたが、軒数を重ねる度にご奉公に慣れ、様々な体験をし、充実した表情が見られた。本堂に戻り閉行式に臨んだ加行者はお看経後、勤行証を拝受。植田局長の講評、本山・今達次長の挨拶を頂戴し、最後に奉仕長補佐・濱崎雅美姉(8支・旭川寺)が、加行者を代表してお礼の言葉を述べ、今回の本山奉仕全日程が終了した。