去る４月19日(日)、本山宥清寺において門祖日隆聖人御開山会式（春のお会式）が厳修された。第三座は1000名を越える参詣者で賑わい、前段・後段に分けて盛大に奉修された。約4000名の口唱の大音声の熱気が、第一座目開始当初からしとしとと降っていた雨を涸らし、途中晴れ間も覗くほどのお計らいを頂くこの度の門祖会であった。

　奉修導師は第一座を権大僧正 面家日瑩上人(名古屋・佛立寺先住)、第二座を講尊 小山日誠上人、第三座を講有 山内日開上人、第四座を講尊 梶本日裔上人にそれぞれお勤めいただいた。なお、第三座・前段の御法門は宗務総長・木村日覚師に、後段の御法門を講有上人にお説きいただいた。

　三座の宗門式典では、講老称号授与（多年にわたり為法為宗御奉公に尽瘁された教務への称号授与）、住職任命辞令下付式、住職退任褒賞式、昨年度教化10戸以上成就者の褒賞式、そして本年度本山初燈明料奉納額一定比率増加の寺院、個人を褒賞し、賞詞を授与した。各式典の詳細は以下の通り。

〔講老称号授与〕

川野日安 師（第２支庁 大阪・鶴松寺）
米田日舞 師（第４支庁 静岡・蓮風寺）
長谷川日沾 師（第５支庁 東京・乗泉寺）

〔住職任命辞令下付〕

小原日諭 師（第７支庁 宮城・清護寺）
村上厚進 師（第９支庁 広島・教薫寺）
小林信翠 師（第10支庁 福岡・光薫寺）
禹　淳旭 師（韓国・新清寺）

〔住職退任褒賞〕

小林日元 師（第10支庁 福岡・光薫寺）

〔平成26年度 教化10戸以上成就者褒賞〕

橋山政子 姉（第２支庁 大阪・安國寺）
岸波　誠 氏（第６支庁 埼玉・照妙寺）
廣田弘子 姉（第９支庁 愛媛・大法寺）
アルマ・リアメーラ 姉
アイアン・ルッチン 姉
シェーリー・マティリン 姉（以上、第５支庁 東京・遠妙寺）