2021年10月01日

誕生寺開筵式 無事奉修の御礼 法要中にご利益いただいた西口さん

ありがとうございます。
誕生寺開筵式を、京都府が緊急事態宣言下ではありましたが、最小限に規模を縮小させていただく事で、記念法要を奉修させていただきました。
参詣をいただいた御教務様方を始め、寺院代表の皆様に、安心いただけるよう最善の環境、ご参詣体制の構築を徹底いたしました。
今回の開筵式は、誕生寺には特別に「超」がつく法要です。勧財の開始から建立積み立て、入佛式、開堂式そして開筵式までの約9年間、皆さんに支えていただいて今日をお迎えできました。
その経過は想像を越えるものと実感致します。それ故に、当日は、ガンを乗り越えた方、大病をされ治療中の方、気持ちはお寺にあるものの、療養中の方々の想いが詰まった、皆の想いが集まった法要でした。
その中で、西口忠さん(79歳)のお話を紹介させていただきます。
西口さんは、2018年7月、体調不良から桂病院で検査をした所、胃と食道の間に腫瘍(ガン)が見つかり、ステージ4と診断され、あと半年の余命と宣告を受けました。
残念ながら、手術は不可能であると主治医から伝えられ、抗ガン剤での治療を勧められたのです。副作用で、食欲不振、味覚障害、手のしびれ等、いろいろな症状が現れて、ガンと共に耐える生活が続き、非常につらい経験をされました。
一時は、食道がふさがりそうな程、大きな腫瘍だったのが、3分の1まで小さくなり、先生も家族も、想像以上の効果で、これもひとえに、御宝前様からのご利益をいただいたお陰と感謝されています。
今年の初めの検査で、肺にもあったガンが、少し大きくなっていたくらいで、あと半年と余命宣告を受けてから、2年半も命が長らえたことは、主治医も驚く程でありました。
西口さんは、ガンに負けない気持ちを強く持ち続けたこと、それにも増して、ご信者様からお助行をいただいたことでのご利益が、とてつもなく大きいと実感されています。これからも、抗ガン剤の副作用と、ガンとの闘いは続きますが、ご信心を大切に、ご信者様にも感謝しながら、日々穏やかに過ごし、またご奉公に励みますと仰っています。
西口さんは、そんなお身体でしたが、今回の開筵式でも率先してご奉公されていました。その最中、平田幸男さんと私が写真の撮影に応じている時、その場面を、たまたま西口さんが横切られたのです。
写真撮影中と気づいた西口さんは、気を使われて、少し前かがみになって急いで進まれましたが、足がついていかずにそのままスローモーションでヘッドスライディングのように前のめりに転倒されました。それはビックリ仰天です。
私も動転して、そばまで行きましたが、ご本人が「大丈夫」と言われて近くの椅子に座られました。ちょうど、娘さんもご奉公をされており、現場におられてすぐに冷えたタオルで手当てをされました。
その後、短い時間で平常に戻られたと感じましたが、転倒の際に左の顔を打たれて、少し血も滲んでいましたので、落ち着かれたら、ゆっくり休んでいただくつもりでしたが、本人は何事もなかったように役務を遂行されました。
最終の第5座、寺内参詣とご奉公者の座の奉修まで残っておられたので、ビックリ致しました。何というお計らい、そして西口さんが示された佛立魂、感得致しました。
最後に、ご奉公者の皆々様が一丸となって、円成できました開筵式、感謝を以って御礼申し上げます。     合掌